6月9日12時公演

東京建物Brillia Hall

『ベルサイユのばら50~半世紀の軌跡~』

ライブ配信試聴


感想その2


初演レジェンドの歌い継ぎが終わると植田紳爾先生を囲んでトークタイムです

大阪公演初日に観た景色に、さらに初風諄様もご降臨されるという奇跡に感動です

もちろんその前に変わらぬ歌声を披露された時も感動しました


榛名由梨様がトークを進めます


月組、花組、雪組へとバトンを繋いで星組まで上演して、金メダルを取ったんです

これスゴイことだと思いませんか

という話をね、大阪の初日でしたらウケたんですけれど、東京は全然ウケへん

今も全然ウケてへんわ


ウケを狙う恐るべしレジェンド

ウケないこともネタにする恐るべし榛名由梨様


鳳蘭様が突然、夢があるんですっ!と立ち上がったかと思えば、

初風諄様に向かって、片膝をついて言いました


王妃様…!


フェルゼンッッッ

…オスカルだった?


なんだかよくわからないけれどウケました

さすがレジェンド

唐突でもさまになるレジェンド

よくわからなくてもとりあえずノリの良いレジェンド

さっとぶれずに美しく片膝をついて形が決まる鳳蘭様恐るべし



トークの締めはレジェンド全員で

「愛あればこそ」の歌唱へ

と、ここでまたもや鳳蘭様が大きな口で、いえ、大きな声で言いました


センセにも歌ってほしい!

お願い、センセぇ!

(先生を関西弁では、センセと発音します 

イは通常発音せず、呼びかけるときには、

センセぇ!と、えが小さく残ります)


ね!ひょっとすると、ひょっとすると、ひょっとすると、ね!

と、鳳蘭様が、ひょっとすると、の後をご想像にお任せします、といったていで繰り返します


ひょっとすると、

もうこれが最後かもわからへん

ひょっとすると、

もう次のベルばら祝典にはいないかもしれへん

ひょっとすると、

の、続きは想像はしやすかったです

の、後を言わないでくれてよかったです


最初こそしぶっていたもののすぐにその気になった植田先生です

しぶっていたのは指揮の佐々田愛一郎先生の方かもしれません

すっかり腹を決めた植田先生となかなか音楽が始まらない様子を見て鳳蘭様がビシッと言います


音楽お願いします!


愛、それは甘く〜

愛、それは強く〜


シンジが、、、シンジが、歌った…!


甘い歌声に客席は拍手喝采でした


その後に歌い出すレジェンドはしばらくグダグダでしたが、それでも最後は、今なお美しくはりのある皆様の声で(もちろん初風諄様の、あ〜あ〜あ アアアア〜もありました)大変記憶に残るひとときとなりました


ショーちゃんへ心の中で語りかけました


東京の人たちへはしゃべくりトークより、身体を張った芸の方がウケるんちゃうかな




真波そら様が大阪公演の時より貫禄のある顔になっていましたが(大阪の方が爽やか青年風メイクだった)、やっぱりやっぱりダンスがキレキレで美しくて格好良くて、もう大好きがとまりません


ときめき過多でじゃっかん息苦しい日々ですが(急性蓄膿症とも言う)、

愛あればこそ、この後も美しくシアワセに生きていけます