2月22日11時公演

花組 宝塚大劇場

『アルカンシェル~パリに架かる虹~』

観劇






たゆたえども沈まず


パリ市の紋章に書かれた標語は、ラテン語で「たゆたえども沈まず」との意味であり、セーヌ河の船乗りたちの故事が来歴と言われている


と、プログラムに作・演出の小池修一郎先生の解説がありました


おぉ…そういう言葉なのか…


幕が開いてしばらくすると柚香光様がソロで歌います


たゆたーえどもー、沈まずー


おぉ…歌詞にも入れてくるのか…


お芝居はレビューシーン満載で華やかでした

スターが1度にたくさん舞台上にいるので目が足りませんでした


その中で私が心奪われた場面はと言うと、

レジスタンスに加わったマルセルにお祝いとして、

俺の奢りだ!

とマスター(っぽい人)が言います

他の仲間が、

オレたちは?

と期待の視線をむけて尋ねます

そこでひと言決めるマスター(っぽい人)

の、どや顔で暗転

の、翼杏寿様、です!

濃ゆい翼杏寿様にぴったりの濃い目のラテン系パリ市民です

しらんけど


そのお店が最初に出てきた時に、パリジェンヌをナンパするドイツ兵の海叶あさひ様と天城れいん様も格好良すぎでした

天城れいん様の優しく色気がある眼差しに、まるで私がナンパされているかのごとく、ときめきがとまりませんでした


迎えたクライマックス

パリは解放されたと歓喜に肩を寄せ合うマルセルたち

の、うちの 侑輝大弥様がボロ泣きをしていました

まるでネバーセイグッバイの風色日向様のようで、あの時(真風涼帆様がなんやかんや言われて、自分の想いを吐露して仲間になる場面)もメンバーの中でいちばんの若者の風色日向様が毎回号泣していたな、と想いを馳せながらよくよく見ると、 侑輝大弥様より下級生がいました

めっちゃ笑っていました

希波らいと様です

らいと様は泣かないのが似合います

そして、ボロ泣きだいや様を見て、泣けました



フィナーレの始まり

銀橋ソロは永久輝せあ様


たゆたーえどもー、沈まずー


もう私の心は決まりました


帰りに本屋さんで購入しました


以前から読みたかった1冊でしたが、今回柚香光様と花組の皆さまに背中を押された、そんな気分です