2月12日15時公演
扇町ミュージアムキューブ
OSK日本歌劇団
『ミュージカル大阪ラプソディ』
主演 楊琳
千秋楽観劇
まずは客席後ろから颯爽と登場
「本日はようこそお越しくださいました!
楊琳でございます!」
と、ナマ開演アナウンスをする楊琳様
そして舞台に上がると、
「さて、、、」
と、時代を語るストーリーテラーとなる楊琳様
軽やかに踊り歌いながら、
1人の少年の説明を始めたと思ったら、
作曲家服部良太郎となる楊琳様
最後は、
「…OSKも受け継いでまいります…!」
OSKのトップスターとして高らかに宣言する楊琳様
色んな楊琳様を堪能できる舞台でした
ミュージカル、お芝居をする楊琳様を観るのが初体験でした
お芝居でも楊琳様は楊琳様でした
とても素直な声と芝居で、声をあらげて熱くなったりポロポロ涙を流したり、愛嬌があって華があって親しみが持てて、そしてやはり踊り出すと俄然格好良くて…!
爪先から脚に羽根がはえているかのような軽やかさが大好きです
千秋楽なので今の気持ちと、1人ずつ自分の名前、本名じゃなくて芸名の方のね、(そらそうだ)言ってもらいましょう
本編が終わるといつもの楊琳様です
いちばん最初の娘役が最初に感想をたどたどしく述べて、名前を言うタイミングを逃したまま終わりかけて、
「…珠凛かのん、でした…!」
「でした、じゃなくて、です!よ!」
すかさずつっこむ楊琳様
「…感謝の気持ちでいっぱいです…(涙)」
泣き出してしまった桜乃ひとみ様
「ええええーどしたの?
ほっとしたの?
まだよまだ!
まだ終わってないから!」
すかさずつっこむ楊琳様
京我りく様は語りました
「お芝居の公演はお客様が観てくださって初めて完成するのだということを(←ニュアンスです)感じて、、」
「え、どの公演もそうよ!」
楊琳様はツッコミました
京我りく様は続けました
「…それはそうなんですけど、お芝居は涙ぐんでいる方もいらしたりして、、、楊さんがおっしゃったのはこのことか!と思って 、、 楊さんファンですからっ!」
「え?そういうこと言っちゃいけないでしょ!」
楊琳様はなぜかツッコミました
ツッコミまくられて話がまとまらない京我りく様
見かねて、間に立つ舞美りら様が楊琳様に、
シーッ!と口もとに指を立てて、楊琳様を黙らせていました
挙げ句に泣き出す京我りく様
「昨日の夜、舞美さんに、京ちゃんと一緒に舞台に立つのも明日が最後だねって言われて…(涙)」
京我様は楊琳様ならびに舞美りら様のラストステージとなる春のおどり・夏のおどりには出演されないのです
この日芝居中にアドリブで、
「センセ、僕、残念やけど次の公演一緒やないんです せやけど絶対観に行きますから!」(←ニュアンスです)
と、楊さんを驚かせて、客席を沸かせていました
「楊さんわかっていなくて、お客様の方が先にわかっていましたよね!」
涙と笑いに包まれたあたたかい千秋楽でした
お芝居中に楊琳様が自ら次回公演のチラシを配るという演出があると知り、自分の座席を確認すると通路から2席目だとわかり、めちゃくちゃ嬉しくて(まだもらっていないのに)、大事に持って帰れるようにクリアファイルを準備していきました
なんならお隣の方も、もらったチラシを持って帰るのに不自由がないよう、差し上げるようのクリアファイルも準備していきました
始まってすぐにその場面がきたきた…!
すぐ近くの通路を楊琳様が歩いている…!
チラシを配り始める…!
私の列の後ろから…!
クリアファイルはクリアなまま持って帰ってきました