1月21日12時公演

扇町ミュージアムキューブ

OSK日本歌劇団

『へぼ侍~西南戦争物語~』

原作 坂上泉「へぼ侍」

脚本・演出 戸部和久

主演 翼和希

観劇



「扇町ミュージアムスクエア」
その昔関西の小劇場のメッカとして有名だった劇場です
閉館したのはずいぶん前のことです
「扇町ミュージアムキューブ」
初めて名前を聞く劇場でした
調べてみると昨年10月に開館した真新しい劇場でした
運営は扇町ミュージアムスクエアとは異なるけれど、その志を受け継ぐ劇場として名前を1部継承したそうです
そんな懐かしさを感じるピカピカの新しい劇場は、外階段を上がると2階の劇場入り口にたどりつきました
そこがこちらです


開場まで時間があったので、こちらを離れてさらに外階段で3階へ上がりました
3階には小さなブースがいくつかあり、演奏の練習などの貸しルームといった感じでした
そしてそこから中の階段で降りたら、そこには映画館があります
テーマを決めての上演なのか、街の映画館とは違った趣のフライヤーやポスターがありました
虎とインド人男性(しらんけど)が映っているものは「ナートゥをご存じか」という声が聞こえてきそうでした
その階からはエレベーターで降りるしかできず、降りたら1階に着きました
「OSKご観劇でしょうか 
開場までもうしばらくお待ちください」
と、すすんでご案内してくれる係の方と、いかにもOSKを観にきたのだなとわかるご婦人方がちらほら
「OSKへぼ侍をご観劇の方、開場いたしました」
と、アナウンスがあるまで、廊下の壁沿いの演劇系の書棚をすみからすみまで見ておりました
その向かいには喫茶コーナーみたいなのがあり、その日は閉鎖されていましたが、本を借りて読めたりできるのかなぁと想像しておりました
こんなところの近くに住んでいたら、というか家の近くにこんなところがあったら、楽しいだろうなぁ

そしてそこから階段で2階へあがると、チケットもぎりの横手に出ました
が、横から入る隙がないほど列はえんえんと続いていました
チケット預かり所がもぎりのすぐ横にあったので、そこでチケットを受け取った方は割り込めるみたいでした
でもそうではなかったので、えんえんと外階段に延びた長蛇の列の最後尾について無事に入ることができた劇場は、
出入り口を入ると座席最後列で、言い換えると、最後部座席の後ろに出入り口があります
とんとんとんと階段を降りていくといちばん下がステージとなっています
このステージと最前列座席が置かれた床との段差が衝撃でした
いちばん前の席からは舞台は見上げるものと勝手な思い込みをしていたものですから、その段差が私でも軽々と上がれそうな高さ、いや、低さに驚きました
その高さは例えるなら、小上がり和室
リビングに突如あらわれる一段高くなった畳の間
あんな感じです

劇場の思い出はこれくらいにして、出演者の感想です
それを綴る前に告白いたします
観劇後我慢できなくて、ZAIKOで配信を購入してしまいました
(これは配信日当日(今回は19日)に購入するのが正しいふぁんの姿なのかもしれません
が、そこまで気がまわらなかったのでした…)
1週間のアーカイブ視聴ができるので、ナマ観劇後からどっぷりと、へぼ沼に陥ったので出演者の感想も細かく濃厚になります


松岡役 天輝レオ様
ニヒルで格好良い!好き!
犬養仙次郎役 壱弥ゆう様
誠実!丁寧!好き!
沢良木役 せいら純翔様
可愛い!お茶目!好き!
三木役 知颯かなで様
気品!色気!好き!
お鈴役 唯城ありす様
可愛い!健気!好き!

細かく濃厚な感想をしゅっとまとめてみました