11月13日17時公演
梅田芸術劇場メインホール
宝塚歌劇 雪組 pre100thAniversary
『Greatest Dream』
スペシャルALLバージョン
観劇
12時公演に引き続き17時公演を観劇いたしました
1回目は2階のBOX席
2回目は1階のセンター席
どちらの席もそれぞれの良さがあり堪能いたしたました
2回目は舞台後方の雪の結晶の電飾が上がったり下がったり、緑色だったり赤色だったり
綺麗に良く見えました
そしてアンサンブルの皆様ひとりひとりが魅力的で目が足りません
中でも、真波そら様がとても格好良くて…!
ダンスも見た目も現役男役のようで、スマートでキレがあって美しかったです
緒月遠麻様と同期生だそうですが、はるかに若い最近辞めたてのような雰囲気でした
緒月様は昔から落ち着いているからかもしれません
未来優希様がアンサンブルの最年長で、これまた若々しくてとても華やかで美しかったです
途中に何度か入るもろもろの解説を月影瞳様と2人で交互に担当していて、口跡の良さが印象的でした
鳳華はるな様こと坂井美乃里様のダンスもしなやかで華やかで、とてもステキでした
あの娘役はだれ?と思ったらゆめ真音様でした
可愛い顔の男役だったので娘役でもまったく違和感がなかったです
大原万由子様(陽向春輝様)もロングヘアーで可愛い顔なのに、さすが元男役!といったキレのあるダイナミックなダンスとはじける笑顔で目をひきました
雪組と縁があった演出家・鴨川清作氏と、その作品で数々の主演をした真帆志ぶき様のコーナーがありました
始まる前に平みち様が思い出を語ります
音楽学校生のころ、西宮のプラットホームで先生をよくお見かけしました
夏は当時珍しかったスタンドカラーのジャケットを着ていらして、冬はなんと毛皮のコートを着ていらしたとか
初舞台公演を担当していた先生に、君たちの中からトップスターは出ないっ!と言われたとか
、、、出ました
と、そっとつぶやくモサクさん(平みち様)
可愛いかったです
今回の公演でレジェンドをのぞくと一番上の学年のモサクさん
センターに立って話を始めたり、締めたりする立場なのですが、ゆったりとゆっくりと木訥と喋る姿が当時のまんまでとても懐かしかったです
あまりOG公演にご出演されるのを観たことがなかったのですが、スタイルの良さ、脚の長さは健在で、見た目が変わっていないのには驚きです
そんなモサクさんは「和物の雪組」のコーナーで2曲続けて歌われました
まずは「たまゆらの記」(『たまゆらの記』より)を月影瞳様とデュエット
これは…!
モサクさんとやっちゃん(神奈美保帆様)の退団公演の作品です
東京公演ではやっちゃんと歌われたのだろうと思うとムネアツでした
続いて「うす紫の恋」(『大江山花伝』より)
懐かしい台詞から始まりました
この作品はモサクさんとやっちゃんの代表作で、
当時の雪組にキャストがピタリとはまって、鬼と人間の娘の恋という内容が子供心に刺さったのをよく覚えています
原作の漫画もすぐに買いに行きました
この2曲も気付くと泣きながら聴いていました
和物が多かったためか、トップスターの雰囲気か、とにかくドラマティックで壮大な曲が多かったのが印象的な公演でした
17時公演は最後に客席はスタンディングオベイションの盛り上がりを見せました
締めをお願いしますっ!と杜けあき様から促されたモサクさん
感極まって、
サヨナラっ!