9月7日18時公演
月組 宝塚大劇場
『フリューゲル ―君がくれた翼―』
新人公演
観劇
副部長(爽悠季様)から新しい任務として人気歌手の護衛を頼まれて、そんな仕事ではなくて、もっと軍人らしい仕事がしたいと言うヨナス(瑠皇りあ様)
部長命令だ!どうして私が!と言い合いをしているところに、
部長登場
部長、登場、?
部長、登場してこない、、?
台詞は終わっているのに2人は言い合いをわしゃわしゃ続けて、、
部長、登場、するまで間をもたせて、
部長、登場、、、
いや、それでも、登場しない部長
(副部長)
なぜ部長は出て来ないんだーっ!
(ヨナス)
(部下達へ)
お前ら呼んで来いよっ!
(副部長)
(袖に向かって)
ぶちょー!
ざわめきと笑いの中、
小走りで慌ててやってきたけれど、
威厳を正してつかつかと歩きなおして、
喋りだす部長(きよら羽龍様)
の、声がマイクに入っていない…!
それに気づいた客席は一気に静まって、
部長の肉声に耳を澄まして聞き入りました
2階席までしっかりと台詞が届いたのはさすがきよら羽龍様
その直前の場面では、部長の声は同士諸君へ向けて、人一倍力強い大きな声がマイクにのっていたのに、その後にマイクトラブルがあったのでしょうか
わりと冒頭にアクシデントに見舞われましたが、それを機に緊張もほどけたのか、下級生にいたるまで「芝居の月組」らしい舞台を隅々まで堪能いたしました
満を持して初主演の瑠皇りあ様
最後のご挨拶の最初に、
月組の瑠皇りあでございます
と、お辞儀をしたら、
客席は万雷の拍手でした
しかも鳴りやみませんでした
もう一度深々とお辞儀をする瑠皇りあ様
客席から熱い拍手がさらにあって、
ようやく鳴りやんだ次第でした
新人公演の主演をみんなが信じて待っていたのだなぁと、
そう思って待っていた1人として、
私も熱い拍手を送りました
2回目のカーテンコールでは、
東京公演では乗り越えるべき(⬅️ニュアンス)、
壁を壊したいと思います!
ここ、笑うところです、と言わんばかりに間を置くのがさすが瑠皇りあ様だと思いました
後ろでは彩路ゆりか様がうつむきがちにくくくと笑っていたのもさすが彩路ゆりか様だと思いました
瑠皇りあ様は真面目で硬い役柄は持ち味にはまっていて、歌声も力強く丁寧で、なにより美しくて華があり、真ん中に立つにふさわしいオーラがありました
ナディアが次は日本の東京で公演をするのだと言って、宝塚レビューが大好きなのよと公演フライヤーを取り出すと、
どれどれ、私は日本語が少し出来るんだ
新しい人、、、
ああ、それは新人公演て読むのよ
おぉ、新人公演!
新人公演のフライヤーがあるなら、私も欲しいのですが、どこでもらえますか?
美しき新星誕生については、次回へつづく