9月3日11時公演

月組 宝塚大劇場

『フリューゲル ―君がくれた翼―』

『万華鏡百景色(ばんかきょうひゃくげしき)』

観劇


今日はもうとにかく観たいところを観てきました

いつも、かもしれませんが、今回は座席が1階通路より後ろだったので、落ち着いて、遠慮なく好きな方向にオペラグラスを向けることができました


前回ガールズロケットでゴージャスな美しさに衝撃を受けた飛翔れいや様

西ドイツのエライさんになる前は、ストリートミュージシャンをしていたことを発見しました

彼はギター担当で、となりにはボーカルの女の子

足下にはお代をいれてもらう缶が置いてあります

そこへやってきたカップルが、

「うわぁ!ファンなんです!握手してください!」

「ありがとう!嬉しいなぁ」

「じゃ、失礼します!」

「え、、歌は聴いていかないの…?

…これ(代金入れの缶)は…?」


西ドイツで洋服を買うか買わないか迷っている彩みちる様と店員の咲彩いちご様が、

バトルを繰り広げている場面の後方で行われているこちらの芝居に釘付けでした

想定と台詞(もちろん音声はありません)は私の妄想です

いや、でも細かい芝居がありありと伝わってきました

月組下級生おそるべし


さらに芝居の月組といったらこの方

月乃だい亜様

前回の「応天の門」であくびをしていたのも記憶に新しいところです

その美しさにあぐらをかくことなく、細かい芝居で役を生きてる姿がいつも目を引きます

東ベルリンの街角でわちゃわちゃしている市民たちは、党からの重大発表を聴くためにいったん端によけます

そこで西側のスーパースターのコンサートがこちら東ドイツで行われる、と聴くや否や、他の市民をふっとばす勢いで押しのけて、前にとびでる市民だい亜

いや、もうすごい勢いでした

誰よりも驚いて興奮している様子が伝わってきました

教会に警察が乗り込んできたときには、おとなしくその場をやりすごす、かと思えば目の前の警官をにらんで、たてついて、はたかれて、倒されてしりもちをついて、くっそーっ!

爽やかな見た目とは裏腹に熱い熱い、だい亜市民でした


そして、さらに、ショーでも、

役者・月乃だい亜の活躍に目が離せません

すごいんです…!


つづく