8月30日13時公演
月組 宝塚大劇場
『フリューゲル ―君がくれた翼―』
『万華鏡百景色(ばんかきょうひゃくげしき)』
観劇
今日は通路よりではないお席で残念
と、思っていたのですが
なんと
お芝居の客席降り、ではなく、客席上がり
(客席中央通路で人民軍人の主要メンバーがひと芝居してからバラけて、舞台へ上がっていく楽しいひととき)で、英かおと様が上手のいっちばん端の狭い通路を通って行かれたので、とても近くでお姿を両のまなこに納めることができました
お客様のリアクションに、芝居を続けながらも笑いをこらえているようなニヤついたお顔がばっちり見えました
うーちゃんは近くで見てもめちゃくちゃ顔が小さかったです
そしてめっちゃ格好良かったです
こんなところにいたら怒られるわよ
と、たぶん天愛るりあ様が小芝居をしている声が最初に聞こえてきました
それを聞いた隣の席の人は、
「あれって今日だけなん?間違って出てきたん?」
と心配していました
なんてピュアな人でしょう
あれは、演出です
芝居です
そして隣の席の人は私の友人です
私の好きな娘役・天愛るりあ様はダイナマイトボディと声を活かして艶っぽい女役路線を邁進していくのかと思いきや、ここにきて等身大の可愛い娘役としてキャスティングされて嬉しい限りです
蓮つかさ様のご出演回のビバ!タカラジェンヌ(私がこども頃からやっていて、その頃からついら最近まで同じ方がパーソナリティーをしていたという驚きのラジオ番組)を聴いて、なるほどそうだったのか!と判明してから観るとまたよりいっそう蓮つかさ様の役が浮き彫りになって、最後に物語のキーとなる味わい深い役を独特のよく通る声で印象的に演じていました
ショーは三回目観てもまだ目が足りない、観きれない、観足りない
時よ止まれ!
人数減らして!
スロー再生して!
特に闇市の場面です
それぞれが躍り歌い、いろんなところで芝居を繰り広げている、そのそれぞれがメンバーが豪華すぎやしませんか
結局、海乃美月様をお持ち帰りする不敵な笑みを浮かべた自信たっぷりの将校・七城雅様を追っかけていたら終わってしまうのです
結局、七城雅様が好きなのかもしれません
今回は下級生にゴージャス美女を発見しました
ピンクの場面で、上手花道のいちばん端にひときわ目立つすらっとした娘役
かと、思ったら最下級生の飛翔れいや様でした
なんと美しい!
そのままガールズロケットではセンター付近で銀橋でも美しく華やかにあでやかに足上げをしていました
プログラムを見ると、ここではCityboyとして名前が載っているので、休演の同期生(その方も本来は男役)の代役としてCitygirlをされているようです
なんだかとってもお得な気分でした
ちなみにお芝居では最後の方のナディア(海乃美月様)のコンサートの始まりに、西ドイツの偉いさんとして髭をつけて貫禄たっぷりに下手花道に登場しています
ここでも研1とは思えない仕上がり具合で驚かされます
かと思えば礼華はる様はもうすっかり中堅どころの堂々とした男役っぷりなのに、乙女心は忘れていません
彼が例の場所で待っている
と、ナディアがこっそりと耳打ちされるのを聞いて、ひゃーっ!と騒ぎ、囃し立てながら袖に入る人民軍人のメンバー
ヤダー!
と言いながら手でハートを作っている礼華はる様はただの可愛い女の子のようでした
ちなみに前回私の前で歌ってくれた風間柚乃様は近くで見ると本当に小柄でした
なのに舞台に立つとあら不思議
圧倒的なスターのオーラをはなっています
パンパカパーン
というお調子者社長(空城ゆう様)のお囃子に合わせて登場して、
さらにみずから、
パンパンパパンパカパーン
と言いつつ登場できちゃう、
それが風間柚乃
これぞスターです