4月23日11時公演

雪組 宝塚大劇場

『Lilac(ライラック)の夢路― ドロイゼン家の誇り―』

『ジュエル・ド・パリ!!―パリの宝石たち―』

観劇


初舞台生のご挨拶に胸が熱くなりました

満員の観客の前で初々しくご挨拶する春の風物詩が当たり前でなくなった昨今、この場に立ち合えたことを本当に幸せに思います

ロビーに入るといつもとお客様の雰囲気が違うなと感じたのも、初舞台公演ならではだなと思いました

初舞台生の家族やご友人の皆さんがこぞって観にきているのかと思うと、

私までウキウキしたりドキドキしたり(勝手に自分も親戚気分)、

晴れ姿を見てもらえるなんてワクワクするなぁと思ったり(勝手に初舞台生気分)



今回は友だちに1桁台のセンターブロックの席を用意してもらいました

オペラグラスを使わずに全体を観ることができたので大満足の大興奮でした

友だちの名前は「宝塚友の会」と言います


お芝居は作・演出・振付は謝珠栄先生

謝先生ならではの踊りがふんだんにちりばめられた舞台です

いつも、ある民族に的を絞った民族的な特徴や歴史的背景を色濃く描く謝先生ですが、今回はドイツということで、血なまぐさい話はなくて華やかで美しくてでも地に足のついた物語でした

ドイツということで、と言いつつ、ドイツについて何を知っているのかと言われたら、

なんもしらんけど


とにかくドロイゼン家の兄弟が皆美しい

いろいろあるけれど、もうそんなことどうでも良くなるくらい、並んで立っているだけじゅうぶんです

一禾あお様がまたさらにしゅっとしてぱっとしていました

華世京様がトレードマーク(しらんけど)の黒髪をやや金髪に染めてさらにスターオーラにあふれていました


お芝居の感想まだ幕が開いて間もないのでこれくらいにしておきます

見た目しか述べていませんが


ショーのお話

まず、かつて年末の風物詩だった懐かしい小林幸子様が降臨されておののきます

あとはパリっぽくて素敵でした

最初はゆったりと落ち着いて観ていたのですが、途中から目まぐるしくて見どころが多くて大変でした

雪組も若手スターが増えてきたなぁという印象を受けました

咲城けい様が組替でやってきて、一禾あお様も若手ホープとして育ってきて、そこに華世京様もいて、その上にはトップから4番手までが学年順にしっかり確立していて、という図がしっくり落ち着いて見ていられるなぁと今回のショーを見てつくづく思いました


そして若手のトップ縣千様がさらに若手を率いて踊るとても素敵な場面

花道でフィニッシュを決めて拍手喝采!

と、拍手しながら視界に入ってきたのは、、、

縣様たちへ向かって親指を立てている、

興奮の面持ちの斜め前のおじ様でした

その意味は、たぶん、きっと、


グッジョブ!


気持ちはわかります

でもおかしくて必死で笑いをこらえました