2月21日11時公演 花組「CASANOVA」観劇

待ちに待った花組公演

その前に、友人と談義していた議題についてまとめてみました

電車で向かう時にすでに明らかにタカラヅカふぁんと思われる方がいました
服装が若いお嬢さんのようで後ろ姿から想像していると、正面とのギャップにじゃっかんおののきました

劇場ではさらにすごいんです

年齢不詳の金髪少女風の方
あのペコさんとどっちが…でどっちが…かという討論では友人も私も一歩も引かず決着つきませんでした

さらには髪は大正時代の乙女風で洋服は上下ピンクの奥様


時が止まっているかのような乙女たちを見て友人いわく、

「時空を越えてる」


もちろん誰にも迷惑はかかっていません
逆に楽しんでいる私たちであります

そして永遠の乙女ではなく、
夢見る年相応でいようと、
毎回心に誓うのであります



本題です

カサノヴァ説得力100%の明日海りお様
存在が罪というカサノヴァにこんなにピッタリな方はいないでしょう
世界の恋人カサノバヴァはそのままタカラヅカの恋人明日海りお
色男ぶりに余裕があって、でも運命の女性の前では一生懸命なところが母性本能をくすぐるみりおヴァでした
娘役をはべらかすといえば、
少し前では元宙組トップスターの朝夏まなと様の専売特許でしたが、
今回でみりおさまは「はべらかしのトップオブトップ」になりました

仙名彩世様のヒロインはこんなせんなさんを観たかったというのが凝縮されたような役でした
豪華な衣装に負けないとびっきり華やかなオーラを身にまとい、
明るく一直線なディズニープリンセスみたいなヒロインでした
前向きで前のめりなところがせんなさんにぴったりで、ソロで心情を歌い上げるところなんて「アナと雪の女王」のエルサを彷彿とさせていました
舞浜コンサートでせんなさんの実力はたっぷり見せつけてもらったのですが、
(マシンガントークも堪能させてもらいました)
大劇場の舞台でみりおさま(明日海りお様)の相手役の娘役トップスターとして、
せんなさんの実力が十二分に発揮される役を最後に観ることができて本当によかったと思いました

せんなさんはトップ娘役就任時に遅咲きといわれましたが、
遅くとも、咲いた花は大勢の人の目と耳に焼き付いた大輪の花でした
この大輪の花の宝塚での見頃はあともう少しです