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夫が突然、不倫を告白してから1年経った。



夫は離婚したいと私に告げた。


その2か月後、自分の心を整理するためだと別居に踏み切り、


そして春先家へ戻ってきた。



別人になって戻ってきた夫と再開した同居生活。



夫の不満や怒りは理不尽にすべて私に向けられた。


ことあるごとにバトルが勃発し、お互いに疲れて休戦・・・


こんなことを繰り返した。



今度は私が離婚したいと夫に告げた。


その度に夫は少しずつ覚醒していったのかもしれない。


夏になるころ、


夫はようやく本来の夫の姿になった。



まるで憑き物が落ちたように・・・



最近の夫との関係は良好。



でも夫の不倫の事実を思い出さない日はない。


夫に対する怒りや苛立ちや悲しい思いはずいぶん薄らいだけれど。




ミカさんに対しては、不幸になれ!と思っている。



この人はただ浮ついて楽しんだだけ。


思いがけずうちの夫に執着されて、私にまで知られて、


まずいなぁというのが本音だったのではないか・・・


自分のやったことを周囲に知られることが、


一番怖かったのではないか・・・と思う。



尻軽で悲しいおバカさん。



でもうちの夫も同類です。



良かったね、私が常軌を逸した行動にでなくて。


私も初めてのことでわからなかったから、


なにもできなかったよ。



もしミカさんにお会いする機会があったら、


夫がお世話になったそうで・・・ と笑顔でご挨拶したい。




この一連の出来事って、いったいなんだったのかと思う。


心の痛みや脱力感、裏切られた怒りや悲しみは鮮明に覚えている。



これを良い経験だったとか、良い機会にしてとか、思えない。


できれば経験したくなかったと思っているし、


できれば記憶を消してほしいとも思っている。




けっきょく翻弄されただけ?




ただ私は強くなった。


自分の心の声を聴くことも自分の心に従うこともできるようになった。



離婚はしたくない、


でも不倫している夫と一緒に生活することはできない。



私が言い続けたシンプルな言葉は、間違ってはいなかった。




夫への愛情は少しずつ回復している。


夫婦として新たなステージだとも思える。



夫はたぶんもうやらない。



ただもしも夫がまた同じことをやらかしたら、


私はもう怒ったり泣いたりはしない。



呆れて諦めて・・・  私はきっと次に進む。



夫はたぶんもうやらない。



そう願ってる。