昨年12月、実家の父が亡くなった。
元気で独り暮らしをしていたのに、
亡くなる二日前は、お見舞いにきた親戚とおしゃべりしていたのに。
体調を崩してからたった2週間、
あっという間のできごとに私の感情は追いつかない。
お葬式をしても納骨をしても、
父が亡くなったという実感があまりわかない。
住む人のいなくなった実家。
私を待っている人はもういない・・・
昨年の今頃、夫は家を出ていた。
ミカさんを忘れられないから・・・と別居し、完全に私を拒絶していた。
私は離婚して実家に戻り、父と暮らすことも考え初めていた。
もしもこの時期に父が亡くなったりしていたら・・・
と考えると、とても怖い。
この頃の私は夫の裏切りに傷つき自分の感情を持て余し、
とても不安定だった。
親族の前では必死に仮面をかぶり、
良い夫婦を演じたかもしれない。
でもきっと心はボロボロで、
最後まで夫婦を演じ続けることは無理だったと思う。
今回夫は私の夫としての役割をせいいっぱい果たしてくれたと思う。
夫婦なんだから、私をバックアップすることも、
父の供養をすることも当たり前のことだけど、
渦中の夫のハチャメチャな態度を思い返すと、
よくここまで戻ってきたな・・・と 感慨深い。
私たちはきっともう大丈夫。
夫の裏切りも、夫婦に起こった危機も、
なにも知らずに父は逝った・・・
眠るように亡くなった父は、
遠のく記憶の中で私を待っていたかもしれない。
父の最期に会えなかったことが悔しい・・・