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翡翠日記

日々の出来事、できるだけ書いてきます

昨日の5年生の練習のお手伝いでは
とにかく頭を使って❗
慌てないで❗
がキーワード。

でもね、やったメニューは凄い複雑か⁉って言うと理解すると実はそんなに難しくない。そういう練習。
でも、わざと難しく説明します。子どもたちが一番混乱したのは対人パスで
3の倍数の時にダイレクト。あとはトラップパス!
というメニュー。

一生懸命3の倍数を考えてダイレクトパスをしてました。でもね
落ち着いて考えれば実はそんなに難しくない。

一人だけ数を数えないでもできることに気づいた子がいました。その子は私が思う5年生では一番頭のいい子。お勉強はどうかわからないけどそれは全く別の問題だよね。だけど、こういう子は絶対にやったら凄いできる子。間違いないよね

やりながらそういう事に気付ける子が一番素晴らしい事だと思います。適応力の高い子。

次は
ダイレクトのところに交互でターンも入れて!

もう自分で理解できてない子はパニックパニックです。

でも、これも落ち着いてやれば実はそんなに難しくない。

結局のところ

パニックになるような事態が起きた時にどれだけ落ち着いて対応できるか?考え方を変えられるか?なんだと思うんです。
それができないから慌ててしまう。
その練習がされてないのにスピードを求められたらそれはパニックだし、技術が未熟でできない子にはまさに

地獄

楽しくもなんともなくなりますよね。

そもそも
☆9人を緑と白チームに分ける
☆白は緑に、緑は白にパスをする
ボールは4つ

これで朝イチはパニックでした。ボールはあっちこっちに転がるはで何もできないという状態が今の実態でしたから

ボールを二つに減らす。
〇慌てないで

の二つを伝えて『始め❗』
流石にこれはできました。
少したって1個増やして❗
最後は4つに戻して。

慌てないで❗のひとつだけでこんなにもプレイが変わるよ❗と実感してくれたと思います。そのあとは多少慌てる場面はなくなりました。

練習時間の4割の時間はゲーム形式で過ごしてもらいました。
そこでもまだ慌てる場面はあるけどいつもなら蹴り返していた子がトラップして相手を抜き去ろうとしてくれたり。でも止められてしまう。でもね、これは進歩。その子が急がなくても良いって少し分かってくれた結果。

でも一番驚いたのはいつもならそこで周りも慌ててしまうから

なんでパスを出さないんだよ‼

という文句が出るんですが、全く出ませんでした。これは正直驚きました。
ちゃんとその後も周りも慌ててないで対応できていました。

ワンタッチ止める。

というプレイのほんのわずかな時間が実は周りにも少しだけど余裕を持たせていたんだと思います。


頭を使ったプレイの目的はいろいろあると思うんですけど、私が昨日の半日の5年生の練習で一番驚き私自身も新しい刺激になったのはその部分だと教えてもらえました。

小さなパニックの連続の少年サッカーの試合。
そのパニックをいかに落ち着いて対応できるか?その頭の良さ。戦術理解とかって言うよりも、それこそがホントに頭を使ったプレイなんだと思えた日曜でした。



なんで⁉って思うかもしれないけどこの人のトラップって絶妙じゃない?
↓↓

うちのクラブは
運ぶ
止める
蹴る
三大要素として頑張っています。
しかし、その中で最近怪しいと感じるのが
止める
という技術。

運ぶにせよ、蹴るにせよ、この止めるという技術を疎かにするとどちらの精度も向上しません。

おそらく、ただ、止めるだけという事であればみんなできるとは思いますが、
意図のあるという事になるとどうですかね⁉

止めるという技術は次に何をするのか?が大事であって次のプレイによって止める強さも角度もまたは高さも変わってくるのですがそれが意図とプレイがリンクされて(できて)いないことに気付いていないのに疑問を感じます。

なら、
ダイレクトプレイにすればいいじゃん



おお!素晴らしいアイディアだね。



うぅん。悪い発想ではないと思いますけど



どうですかね❓
ボールを意図して止められない選手がダイレクトで意図したプレイができますか?それは蹴り返しているだけか、偶然の賜物であってかなり精度は下がりますよね。

意図した角度にボールを止められれば逆にダイレクトはその延長上にあるプレイになりません?

うちの
運ぶ止める蹴る
まさにこの中心にあるのは止める
なんですよね。でしょ。この並びの意図までくんで考えてくれているかな?
まあ、うちのクラブはそう言わないでも分かってくれているコーチは分かって大切な部分にスポットを当ててやってくれていますから😃

でも最近思うのは
ドリブル練習でボールを持った状態から用意ドンでやる練習。
だって、サッカーの試合の中でそんな場面あります⁉
ドリブルって動いている状態のボールを自分のものにして始まるものですよね。パスからダイレクトでドリブルに入るという場面もありますがでもそのファーストタッチってやはり止めるの要素が大切ですよね。
もちろん周りの状況に応じて止めるの延長上にあるプレイを選択するのもありだし、それが素晴らしいアイディアとなってエキサイティングな場面を生み出すことがある事も知っています。
だから尚更です。止まった状態からドリブル。その練習がどうなのかな?という疑問が私の中にあります。

止める運ぶ
止める蹴る

どちらにしてもやはり止めるから入るのが自然な流れではないでしょうか?

サッカーを始めたばかりの子どもならいいですが、高学年になってまでとなるとどうなのかな?
(ひとつひとつの技術として練習するのはアリです🎵)

あとは選手がボールをたくさんさわる事を目的にした場合やどうしても子どもの数に対して練習台になる大人が少ない時などは仕方ないのかもしれませんが全員がボールを持った状態で行列してドリブル練習からシュート❕なんて事なら工夫はできるはず。

でもこんな事もありました。

以前、子どもに
「どうして蹴り返しちゃうの?」
と聞いたら悲しそうに
「取られて失敗したくないから。」
と答えられてしまいました。
「失敗するのが悪いんじゃなくて失敗を怖がっているのが残念なんだよ。逆に失敗したくなかったら止めた方が失敗は減るはずだけどな。」
とはいったものの


そっかぁ。失敗したくない。
そうだよね。したくないよね。
と思ってしまいました。
だから蹴り返してしまう。
止めない。いや、止められない。
それは指導者の責任だね。

バカのひとつ覚えみたく
プレスプレスしか言えない指導者。
追え追えと叫び続ける指導者。
子どもは犬じゃない。
そういう脳みそのないサッカーが最近では気持ち悪いと思ってしまいます。それでボールを奪って?いや、跳ね返してゴールを決めて⁉
なんか違う。
そういうくだらないサッカーが止められない選手がたくさんいる原因のひとつである事は間違いない。
世に言う強いチームってやつでもまだまだそんなだからねぇ😁


止める

その中心にある技術。
昨日のクラブワールドカップ
バルサの1点目
スアレスの所謂『ごっつぁんゴール』

前半39分
ラキティッチがミドルシュート。GKが弾いたボールにいち早く反応していたスアレスが冷静に押し込んでバルセロナが先制となるわけですが、あれを

感性
才能
ましてや私達が嗅覚

と済ませては残念だとわかる映像がリプレイで見れました。

一瞬でしたが、
ラキティッチがミドルを打つ時にスアレスはシュートコースとディフェンスの位置が把握できる位置にステップバックしているのです。そのステップでシュートコースを予測してかつ、オフサイドにかからない完璧な位置取りをしてコースを自分の中である程度限定しているわけです。

あそこにこぼれてあそこに詰めたのはスアレスにしたら当たり前だし計算された結果なんだな。と感じてしまいました。

このドリブルのコースでこのタイミングならここにシュートを打つ。そうなれば溢すとしたらどこか?
これを瞬時(いや、むしろ打つギリギリまで待って)で判断している。

という事なんだと思います。

これを才能といってしまったらそこまでですよね。

ギリギリで判断しているので走り込むタイミングはあまり早くはなかったかと思います。
でも・・・
だから(判断もギリギリまで待てるレベルまで限定できるいるから)オフサイドラインギリギリのポジション取りでも大丈夫。

あらかじめ走り込まないためにオフサイドラインギリギリの見晴らしの良い場所で観察できるわけです。

いいことばかりです。

じゃあ、なんで⁉それができたのか⁉


シュートコースとディフェンスの位置が把握できる位置


そこにポジションをとっていることが大切なんだと思います。
決して才能とか嗅覚だけで成り立つ事ではありません。
ちゃんと利にかなっているんです。

あれをごっつぁんゴールというのはあまりにも乱暴な気がします。

2点目のイニエスタとのコンビも面白かったけど私的にはこの1点目にスアレスの凄さを感じてしまいました。