今回、マタギブランクスで4本作りましたが
※TR76LL・TR76L・TR76ML・TR86
基本的にどれもハリが強い
です… (-_-;)
今回のテーマは
接合部の径をΦ1.2mmにし
操作性と感度を向上させる
事でした(^^)d
同じ体積で考えると
感度も操作もカーボンチューブラーが最高です
軽く・薄く・固い
但し、極限まで細くは作れないので、カーボンやチタン等のソリッドで
補う必要がある(事もある)
僕が、極めて反響の減衰をするニッケルチタンを使うのは
βチタンが入手出来ない事は置いといて…
ブランクスとの接合部の強度が強く
カーボンソリッドより、細い部位に接合でき
結果
ブランクスを活かし易い
からなんです
あくまで、テーパーニッケルチタンは補助的なものと認識しています
僕のスキルではΦ1.2mm同士の接合が一番、最細となるため
(強度上の問題です)
今回、先端径Φ1.2mmのTR76シリーズに目を付けて、使えそうなTR76シリーズの購入にいたりました
が
大失敗…
狙いのしなやかさは
TR76LLがギリギリ!
TR76Lになると接合部が完全に「へ」の字
になり
ショートチタンと相まって
ピーキーなセッティングでした…
TR76MLくらいになると最初から諦めが付いていて、Φ1.5mmで接合していましたが
これはいい感じのベンディングです
そして
不思議なことに、LもMLもそんなに感度が良くなりませんでした…
チタンティップだけが頑張っても、ブランクスが強すぎるとダメなのかな?
※実際ブランクスで感度変わりますしね…
と思ってます
余談ですが、TR76LLは感度の面では凄く良かったんですが、パワーがもう少し欲しいと思いました…
どぶの海ばかりだと必要なロッドパワーが分からなくなってしまいます(>_<)
恐らく、6ft以上で作るのが良いでしょう
Φ1.2mmという事で、TR86を割愛していましたが、TR86はΦ1.36であり丁度良い強さです
僕の知るマタギではイチオシ♪
前置きが長くなりました(笑)
早速、TR76Lのチタンとガイドを外し
マスキングテープの位置(Φ1.5mm)
で切断し
チタンティップ作成(上)
後は、近いチタンティップテーパーのロッドと共に海に行き
完成させます
勿論?ノギスとメモ帳は必須です♪
名竿?は現場で生まれます(^^)
バタバタしていましたが
サクラマス8320改とTR76ML改の微調整も終わり
やっと一段落付きそうです♪
※2台はホントに便利 (^^)d
早く自分のロッドも作り…
釣りに行きたいです(笑)