御書『三大秘法稟承事』を拝す 1
遂に、「創価学会会則 教義事項」が改正されました(2014年11月8日付聖教新聞にて発表)。
内容は全く常識的であり、誰もが理解できるものでした。 アンチ創価達は批判を強めていますが、御書根本の私達は、日蓮大聖人の御書を拝して、創価学会の正義・正当性を訴えていきたいものです。
『三大秘法稟承事(三大秘法抄)』(御書1021-1023頁)
弘安四年四月 六十一歳御作 与大田金吾
【原文】
夫れ法華経の第七神力品に云く「要を以て之を言ば如来の一切の所有の法如来の一切の自在の神力如来の一切の秘要の蔵如来の一切の甚深の事皆此経に於て宣示顕説す」等云云、釈に云く「経中の要説の要四事に在り」等云云、
【現代文】
この様に、法華経の第七神力品には、「要を取って、之を言うならば、如来の所有する一切の法(名)と、如来の備えている一切の自在の神力(用)と、如来の一切の真実の実体(体)と、如来の一切の因果の振る舞い(宗)が、皆この法華経の中に、宣示し顕説されている」等と、仰せられ、天台大師の法華文句には、「法華経の中にある要説中の要とは、この四事(名・体・宗・用)のことである」と、仰せられています。
【原文】
問う所説の要言の法とは何物ぞや、答て云く夫れ釈尊初成道より四味三教乃至法華経の広開三顕一の席を立ちて略開近顕遠を説かせ給いし涌出品まで秘せさせ給いし実相証得の当初修行し給いし処の寿量品の本尊と戒壇と題目の五字なり、教主釈尊此の秘法をば三世に隠れ無き普賢文殊等にも譲り給はず況や其の以下をや、されば此の秘法を説かせ給いし儀式は四味三教並に法華経の迹門十四品に異なりき、所居の土は寂光本有の国土なり能居の教主は本有無作の三身なり所化以て同体なり、かかる砌なれば久遠称揚の本眷属・上行等の四菩薩を寂光の大地の底よりはるばると召し出して付属し給う、道暹律師云く「法是れ久成の法なるに由る故に久成の人に付す」等云云、
【現代文】
質問します。説かれた要言の法とは、一体、何物ですか。 答えて言います。 釈尊がはじめて仏に成られてから、乳・酪・生蘇・熟蘇の四味と、蔵・通・別の三教と、及び、法華経迹門の広開三顕一(広く声聞・縁覚・菩薩の三乗を開いて仏の一乗を顕す)までの席を立って、略開近顕遠(略して近{=始成正覚}を開いて、遠{=久遠実成}を顕す)をお説きになられた法華経本門の涌出品まで釈尊が秘密にされていた実相(仏の悟り)を証得される以前の久遠元初に修行されていたところの、寿量品の本尊と戒壇と題目の五字の事です。
教主釈尊は、この久遠元初に修行された三大秘法を、過去・現在・未来の三世に亘ってその名を知らぬ者がいない普賢菩薩や文殊師利菩薩等にも、譲られる事は無かったのです。 ましてや、その下の弟子にもお譲りにはなられていません。 であるならば、この三大秘法をお説きになられた儀式は、四味三教(爾前経)並びに法華経迹門十四品とは異なっています。 教主が居られる所の国土は、御本仏の本有(もとのまま)の寂光土です。 その寂光土に居られる教主(能化)は、本有無作の法・報・応の三身(久遠元初自受用身)であり、所化(教主から教えを受ける方々)も教主と同一の体なのです。
この様な砌ですので、久遠元初を称揚された本眷属である、上行・無辺行・浄行・安立行の四菩薩を、はるばると寂光土の大地の底よりお呼び出しになられて、三大秘法を付嘱されたのです。
道暹律師は、法華経文句輔正記において、「この法は、久遠実成の法であるが故に、久遠実成の人(上行・無辺行・浄行・安立行の四菩薩)に付嘱された」等と仰せです。 (1/4)
(続きます)
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