昨日届いた卓上一人羽釜セット。
早速材料をぶちこみ夜走りに行く前にセット。
お風呂を点ける時に釜のろうそくにも火をいれるように家人にいいおき走りに出ました。
走り終わって家に着き釜のろうそくを見るとまだちょろちょろ燃えていました。
お風呂に入ってからさて、蓋を開けると美味しそうに炊けています。
こんなに簡単に美味しい釜飯ができるなんて驚きです。
そもそもこの卓上羽釜セットを買おうとしたのは湊かなえの本の中でメスティンなるものが出てきたからです。
昨今のキャンプブームは何を表すのか私はにわかに受け入れがたくずっと違和感を抱いていました。
秩父には多くのキャンプファンが訪れ、それがにわかファンゆえに様々なトラブルを起こし夜間の救急車の世話になったりしているのを見ているからです。
ろくな知識も持たずただブームに流されキャンプに出たものの火の扱いはできず、その前の薪を作ることもなたを振るうことも満足にできず怪我をしたりやけどをしたり挙げ句は一酸化炭素中毒で死にかけたり地元の夜間救急を利用する羽目になる人が大勢います。
マスコミもブームをあおるだけでなく正しい啓蒙活動というかまずは基本的なことをできなければ他人に迷惑をかけることになりますよとキャンプ術やらサバイバル訓練としての火のおこしかたとか火の始末とかをまず広めてほしいものです。誰でも簡単に焚き火の魅力とか週末の時間の充実ばかりを全面に出さず、これくらいは押さえておきなさいよという基本のマナーとか自然との対峙を広めてもらいたいものです。
私が感心したのは湊かなえの小説に出てくるメスティンの説明とその料理の仕方です。
ちっとも美味しそうでもなく私も作りたいとも思わない内容でしたが、それは私に違う妄想を与えたのです。
一度芽生えた妄想は止まることなく私の今後の活動にも影響を与えるかもしれないものでした。
それがただの妄想にとどまらず現実味を帯び更なる妄想に発展する釜飯の出来でした。
後は珈琲のドリップパックさえあれば完璧に簡単気分はアウトドア生活が可能です。大袈裟なキャンプ道具等買う必要もありません。車中泊なども必要ありません。夜はサウナや日帰り温泉で寝て移動をすればいいのです。
貧乏臭さに嫌気がさしたらホテルを取ればいいし何がなんでもアウトドアを貫くこともないのです。そんな今朝の妄想でした。