高田渡、シバ、はっぴいえんど の名盤を輩出したURCレーベル。
様々なレーベルから 常に 再発され続けて、
店頭は Pony Canyon 盤を常備していますが、
この度なぜか今回 Sony Music から、最新マスターで(少しずつ)再発。~(´д)=з
揃えるべきか否か、
Pony Canyon で出ていなかったものだけは仕入れるか、
あれこれ思案中-----。
Sony 自社工場プレスが可能なら、何種類かLPも出して欲しいものです。
【URCレコード・オリジナルアルバム復刻企画第二弾】
日本のインディ・レーベルの先駆けとして1969年に産声をあげ、70年代末に活動を終了したURC(アングラ・レコード・クラブ)。高田渡、遠藤賢司、五つの赤い風船、加川良、はっぴいえんど、岡林信康、その他多くの先鋭的な才能が集ったURCは日本のフォーク/ロックの祖と言える存在。その発売権が2023年ソニーミュージックに移り、6月よりスタートしたURC名盤群のCD再発シリーズ第二弾。
●遠藤賢司『niyago』
『niyago』は、フォークの枠を超えた“純音楽家”として日本のミュージックシーンにおいて異彩を放った遠藤賢司が1970年URCからリリースした1stアルバム。遠藤自身のギター弾き語りに加え、Tr.1、4、5ではデビュー前のはっぴいえんどから細野晴臣・鈴木茂・松本隆が参加した今作は、1970年度『ニューミュージック・マガジン』誌日本のロック賞第2位に輝いた。
●加川良『教訓』
『教訓』は1970年のフォークジャンボリーで好評を博した「教訓Ⅰ」を収録した加川良のデビューアルバム(1971年発売)。「教訓Ⅰ」「戦争をしましょう」等の自作曲のほかにシバの「悲しい気持ちで」のカバー、アメリカ民謡に日本語詞を載せた「夜明け」など全12曲を収録。はっぴいえんどのメンバーや早川義夫、鈴木慶一らが参加。
●三上寛『ひらく夢などあるじゃなし』
本作品は三上寛が、最初にURCレコードからリリースした「怨歌」集である。独自、唯一無二の世界観をいかんなく発揮した問題作。「パンク」という言葉が無かった当時、すでに充分パンクなアルバムとなっている。
●友部正人『にんじん』
『にんじん』はURCレコードから1973年1月に発売された友部正人の出世作となった全編弾き語りのセカンド・アルバム。「一本道」「乾杯」「にんじん」「トーキング自動車レースブルース」など、闘争の季節終焉後の閉塞の時代にあって共感を呼んだ名曲の数々を収録。
●中川イサト『1970年』
『1970年』は1970年に知人の自宅で録音されたプライヴェート録音のいわば発掘音源で、宅録物の走りとも言えそうな密室的作品。発売は1973年2月。自宅録音ならではの、ゆったりとしたホームメイド感あふれる名盤。
2023年最新リマスター/高品質Blu-spec CD2仕様
2023年7月26日発売
【URCレコード・オリジナルアルバム復刻企画第三弾】
●六文銭、中川五郎『六文銭/中川五郎』
『六文銭/中川五郎』は小室等率いる東京フォークの実力派、六文銭と、関西フォークの新鋭、中川五郎がアルバムの片面ずつを分け合った初録音作品。1969年4月、URC会員第2回配布作品としてリリース、のち市販された。オリジナルLPでは、六文銭サイド=45回転、中川五郎サイド=33回転という特殊仕様だった。
●五つの赤い風船『おとぎばなし』
アルバム「おとぎばなし」はフルアルバムとしては第一作目となる通算2枚目のアルバム。デビューから約半年後の1969年に発表された。ディレクションを西岡たかしが手がけ、メンバーそれぞれのソロをフィーチャーするなど、コンセプトアルバム的な志向を持って制作された。
●高田渡『汽車が田舎を通るそのとき』
『汽車が田舎を通るそのとき』は1969年、当時20歳の高田渡が五つの赤い風船とのスプリットアルバムの直後にリリースした初の単独アルバム。自作曲を中心にしたギター弾き語りだが、スタジオに招いた若い女性と会話しながらラジオ番組風に進めていくという特異な構成。
●吐痙唾舐汰伽藍沙箱『溶け出したガラス箱』
本作は木田高介(元ジャックス)、西岡たかし(五つの赤い風船)、斉藤哲夫の3人によるユニットが唯一残したアルバム。
その内容はまるで音の洪水が渦巻くような混沌としながらも不思議な魅力あふれる実験的な音楽で海外での評価も高い。ゲストに加藤和彦、細野晴臣、竹田和夫、上村律夫らが参加。ユニットとしての活動はこのアルバムを残したのみでコンサート活動などは行っていない。
●加川良『親愛なるQに捧ぐ』
「教訓Ⅰ」が話題となった加川良の2ndアルバム(1972年発表)。デビューアルバムのメッセージ性とは裏腹に、自己内省的な歌が並ぶ作品。深夜放送で話題となった「下宿屋」でのポエトリーリーディングは本作最大の聴きどころ。演奏は、はっぴいえんどのメンバーや駒沢裕城、伊藤銀次などが参加。
2023年最新リマスター/高品質Blu-spec CD2仕様
2023年8月23日発売
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