我が家の家計簿には一円の誤差もない。
就寝前の30分程度、妻が家計簿と向き合って電卓を叩く姿は我が家の日課となっている。この習慣は同棲をはじめたときから今に至るまで、一日たりとも欠かしたことはない。

「3円合わないんだよねー」

と頭を抱えてる姿を何度か見かけたことがある。
見かねて「3円あげるから勘弁してください」と声を掛けたこともあるが、それでは納得できないらしく、
普段は旦那のご好意を遠慮なく受け取る妻だが、そういうときは頑なに受け取らない。

本人としても自慢の家計簿らしい。


私はどうしてもこの家計簿にズレを生じさせたく、時折小細工を行うが、
その日の集計時には必ず気付かれる。

最近はまっているのが、赤ちゃん本舗のカートに入れる100円玉をそのまま自分の財布にいれるという技だ。
基本的にはカートを戻したタイミングで右手をかざしていることが大半だが、この100円は私の財布から出ることもしばしばあるので、この回収をたまに忘れてしまうことがある。
先日は帰宅してもなかなか請求されなかったので、「もしやこのままいけるのではないか?」とこちらがドキドキしてしまった。

我が家の家計簿がスタートして、およそ970日・・・
いまだ1円のズレもない。


私にチャンネル権はない。
ただし、妻はそれほどテレビ好きではないので、
比較的私も好きな番組を「見る」ことは出来るは出来る。

ただし、基本的にテレビっこではない妻は、こちらがテレビを見てる最中もずっと喋り続ける。
もちろん私が聞いてようが聞いてなかろうが、基本的には関係ない。

「ねぇねぇ、見て見て」
「ちょっと聞いてんの?」

と、もの凄くいいシーンだろうが、なかろうがお構い無しにたたみかけてくる。

このため、ほとんどテレビ番組は、「見る」ことは出来ても、「聞く」ことは出来ない。
音声のみでお楽しみください。状態だ。

しかし「ロンドンハーツ」に限り、妻も好きな番組のため、静かにテレビを楽しむことが出来るのだ。
ロンドンハーツ万歳。
最高です。
東野圭吾「白夜行」。

ドラマが大変面白かったので以前から気になってはいたが、いつもの先輩が持っていたので、いつもの通りにお借りした。

ひとつひとつの出来事がひとつひとつの物語っぽく描かれていて、結構な長編作だが、それを感じず読み切ることができた。


それにしてもと思うのは、この原作からどうやってあのドラマが作れるのだ、ということだ。
ストーリーは概ね同じだが、視点がまったく違う。

小説版でちょっとだけ残念だったのは好きだった台詞と、好きだったシーンが出てこなかったことくらいかな。
ちなみに好きだったシーンは武田哲也が山田孝之を追い詰めるシーンね。

【評価】
面白さ・・・5
読み応え・・・5
ドラマ度・・・4

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