浅田次郎著の「プリズンホテル2 秋」を読んだ。

ヤクザの大親分が経営するヤクザ専用のホテルの物語のシリーズ2作目。

訳有りや手違いで一般人が宿泊することになるのだが、2作目の見所は手違いから警察の慰安旅行先がこのホテルにまってしまうことだろう。

警察官とヤクザ。この敵対する同士の一泊二日の物語は、緊張感いっぱいである。

それからあまり関係ないが、このプリズンホテルシリーズを見てると、木戸孝之助が浅田次郎本人であると錯覚してしまうような気がするのは何故だろう・・・

【超主観的評価】
面白さ・・・4
ストーリー・・・3
感動度・・・2
読み応え度・・・3
浅田次郎度・・・5
お勧め度・・・4

プリズンホテル(2(秋))
¥760
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私の妻は褒めるのも一苦労である。

代表的で分かりやすいものに料理がある。

私の妻の料理はおいしい。ある程度私好みに作ってくれていると言っているだけあって、私は毎日美味しい晩御飯を頂くことが出来る。

ただ一点、いや厳密には何点かの問題が生じているのだが、そのなかでも一番の問題点が褒め方である。


美味しいんだったらそのまま伝えればいいじゃない、と大抵の人は思うだろう・・・

無論、結婚したての頃はそうしていた。

「おっ、うまい!」
時には中居くんのノリで「美味しい~」

すると妻はこういうのだ・・・

「どれが?なにが?どう美味しいの?」

私はソムリエでもなければ、ミスター味っ子の味皇でもないので、そうそう料理をうまい言葉で解説することは出来ない。

「絶品!」

と、私の知る最高の賛辞を並べてみても、妻から返ってきたのは、「あーっ?バカにしてんの?」のお怒りの言葉だった。
おかしい、絶品とは最高の賛辞ではなかったのか。私の知る限り、ひとをバカにするときに使う言葉ではないはずなのだが・・・私の理解が間違っていたのか?
辞書を調べてみた。
「非常にすぐれた品物や作品」
とある。やはり私のイメージ通りの意味合いだ。
何故これで怒られなければならいのか、甚だ疑問だ。


さらに褒める料理についても、十分に左脳を働かせなければならない。
それはどういうこというと、褒めていいのは基本的には手の掛かった料理、またはアイデア的な新作料理に限る。
手の掛かってない料理を褒めた日には、散々なまでに嫌味を言われる。

私はまったくと言っていいほど料理ができないので、どれが手の掛かっている料理なのか、今回の料理のポイントはどこなのかを理解するのは、数学の問題を出される以上に難問なのだ。

とりあえず褒める前に顔色を伺って確かめているのだが、顔色だけでなかなかわかるものではない。

褒めるべきか、褒めざるべきか・・・

そうこうしているうちに、業を煮やした妻は「なんかないの??」とお怒りのご様子だ。

八方塞手とはこういうことなのか・・・







私は妻に「まったく女心が分かってない」としばしば言われる。
その度に「アンタよりは分かってるよ」と、口に出してはもちろん言えないので心の中で思い、目で訴える。

自慢ではないが、私は比較的女心が分かる男子である。

合コンでしばしば行われる女心クイズには、常に高い点数を残し、他の参加者たちの追随を許さない。
女心理解度で言えば、ロンブー淳、石田純一の次くらいにはついているだろう。

つまり、私が分からないのは、女心ではなく、妻心なのだ。

本人にどこまでの自覚があるのかはまったく不明だが、私の妻はどう考えても一般的な女子ではない。
妻が時折語る「女心」は、私の目線から見て完全に外れている。
そのときも私は「分かってないなぁ」と、もちろん言葉にすることはできないので、心の中でつぶやく。

先日、スマップの番組(たぶんスマスマだったと思うが・・・)で、女心クイズをやっていた。
それを見ていた妻は「アンタ、ちょっと来なさいよ」と私を呼びつけ、2人でそのクイズにチャレンジすることにした。

出題された問題は3問。

1.彼女の好きなところはどこと聞かれて、顔というか性格というか
2.髪を切った彼女にかける言葉
3.浮気された場合、正直に告白するか、最後まで否定するか

私、3問中2問正解。
妻、全問不正解。

「わかったか!」と天下を取ったかのごとく私は強気に出た。
一問不正解してしまったのは遺憾だが、3問全問不正解だったやつは、今後女心を語る資格はない!私は思った。
そして今後この妻が、その点において強気にでなくなるだろう、と甘い考えを持ったそのときだった。

「この女ども、バカばっかだぜ」

と、私の期待もろとも、すべてを一蹴した。