傷 | Talk'n Blues

傷

気付いたら張り詰めたはずの
覚悟に不安の影が
よぎる。

見ないフリをして研いだ刃が
人を
切る。

燻らせた煙草が
眼に流れ込む。

零れたのは詫びか、怒りか。

戸惑う事に不慣れな
私は
四角く切り取られた夜に向かい

闇に哭く。

動かない詫びと 怒りは

無意味か。