この夏も暑くなりましたね。
暑いのでビールを飲む量が増えた人も多いのではないでしょうか?
お酒を飲む習慣がある人、ない人も自分がアルコールに対して強いかどうかは知っておく必要があります。
お酒に強いかどうかは遺伝的な要因でアルコールを分解する酵素の働きによります。
この酵素はALDH2(アルデヒド脱水素酵素2)と言うもので働きが強い人、弱い人、持ってない人がおり日本人の約45%は弱い部類になります。
お酒に弱い人がアルコールを飲み続けると消化器のがんになる確率が高くなると言われています。
ではこの強い弱いはどうして調べることができるのでしょうか?
病院や検査キットも販売していますが費用や時間がかかってしまいます。
手軽なのは市販の消毒用アルコールを使った
「アルコールパッチテスト」
やり方は
1.薬剤などが着いていないガーゼやカット綿にアルコールを数滴染み込ませます。
2.それを上腕の内側に貼る
これで準備完了、簡単ですね。
3.7分間放置します。
4.剥がす。
ここからが重要
A.剥がした直後(5秒以内)の肌の変化(赤くなる)をみる
B.10分後にもう一度肌の変化をみる。
・アルコールに強い人
ALDH2活性化型でA.Bともに肌の変化なし。アルコールに強いので飲みすぎて依存症には気をつけましょう。
・アルコールに弱い人
ALDH2低活性型でBで肌の変化が出る。アルコールに弱いので飲み過ぎに注意しましょう。
・飲んだらダメな人
ALDH2不活性型でAで肌に変化がでる。アルコールが分解できないのでアルコールはやめましょう。
因みにこのパッチテストはアルコール以外でも使っている化粧品にも使えます。
使っている化粧品が合わないと感じる人はアルコールを化粧品に変えパッチテストを行って下さい。
自分にあったアルコールの付き合い方をしましょう。