ろいくーの1日
腹いっぱい過ぎて動きづらいkingです
今週はちょっと頑張って週5日のバイトですが
新鮮味が薄れてきて仕事が流れ作業になりつつある
福祉的にはあんまりよくない傾向だと思います
最近は園の先生方も発表会の準備で忙しそう
もうちょっと余裕を持って仕事ができればなおイイですね
そういうちょっと疲れが続くような日は
ジャズが気分を心地よくしてくれます
てなわけで今日は適度にノリが良く元気のいいジャズを↓
キャノンボール・アダレイの「"In New York"/1962」
キャノンボール・アダレイはとにかくフレーズの元気のいい人で
音色が素直で丸みがあってなおかつ芳醇な歌心がある
個人的にはすごく「わかりやすい」アルトサックスを吹いてくれます
僕が選ぶ彼のベストプレイはなんと言っても「サムシン・エルス」収録の枯葉で
マイルスの敷いたピリピリムードを一気に吹き飛ばす所がたまらないんですが
彼がリーダーとなったアルバムは彼独自のファンキー路線が元になってて
特に弟のナット・アダレイと組んだグループの演奏はファンキーの代名詞だそう
これもその一枚で、有名なサンフランシスコのライブの2年後のアルバム
フロントはアダレイ兄弟にマルチ・プレイヤーのユセフ・ラティーフ
リズム隊はジョー・ザヴィヌル、サム・ジョーンズ、ルイス・ヘイズという磐石の布陣
特にザヴィヌルはこの後もマーシー・マーシーの大ヒットを提供する言わば参謀
1曲目の「Gemini」はワルツリズム
ゴスペルっぽいピアノとラティーフのフルートの後にキャノンボールの快活なソロ
次第にソロが熱を帯びてきて黒いジャズの快楽がこれでもかと溢れてきます
後に続くラティーフの曲はやっぱりどこか不思議なトーンを持ってて
ラティーフのソロ自体もちょっとコルトレーンを臭わせたり一筋縄じゃいかん雰囲気
そしてザヴィヌルの曲は完全にファンキーでゴスペルチック
曲の枠組がはまるのかここでのキャノンボール氏はノリノリで
このアルバムの中でもベストに近いソロを吹いてると思います
メッセンジャーズみたいなベットリした黒さはないけど熱さも適度でカッコイイ
いいアルバムだと思いますので皆様ぜひ
ではでは