King-Hの全てを喰ってやる! -105ページ目

マックにて新商品

Kingはマックに行った。


店員「いらっしゃいませ。」


King「ビッグマックをくれ。」


店員「かしこまりました。ご一緒にチ・・・」


King「・・・!ちょっと待て!あそこの奴が食べている中途半端にでかいのは何だ!?」


店員「あちらは、限定のメガマックという話題になっている新商品です。」


King「だったらアレに変更だ。なぜならKingだからな。」


店員「・・・でしたらKing、ちょっとお耳を。実はですね、特別な人にしかお売りしていないさらに大きなギガマックというものがあるんですよ。ええ、もちろんメガマック以上に・・・。ささ、Kingあちらのお部屋に。」


mac-001


…と、先日実際にあった話を書いていたが、ここでKingセンサーが発動。

もしやと思って『ギガマック』で検索したところ50000件以上もヒット…。


というわけでこの話は忘れてくれ・・・。


mac-002


【モテモテの実】 を失って以来、いまだKing復活せず20日が経過・・・


断食後の胃にやさしいモーニング

【モテモテの実】 の有効期限がきれたKingはあまりのショックに気を落として、食欲の無い日々が続いていた。

そこでKingが半年に一度ほど実行している、細胞入れ替えのための数日間断食をちょうどよいのでやってしまうことに。

しかし、細かいことは省略するが本来、体調のよい時にやることなので入れ替わるまでにけっこうな日数がかかってしまった。

よってかなり腹が減った。

昨日の夜遊び中に入れ替えが終了したので、夜遊び後は即、食事に。

ガッツリ食べたくて早朝にやっているところといえばファミレス。

いくら体が食料を欲していても、断食後は胃に優しいものにしなければならない。

事実、ドリンクバーで最初に飲んだ野菜ジュースは味がかなり濃い感覚がした!

しかしメニューを見ると惹かれるものが・・・。

よくよく考えると、俺はKing。

胃もKingに違いない!

と、いうことでかまわず注文。



jona001


・シーフードカレー

・ハンバーグセット(パン)

・シーフードピザ

・きびなごサラダ

・ドリンクバー


なるほど胃にやさしい・・・はず!


しかし胃が小さくなっているのか、いつもよりも早い段階で食欲が無くなる。

だが完食。なぜならKingだからだ。


jona002





ご先祖様からのフルーツ

むかしむかし、後にKingと呼ばれるイケメンの少年がいました。

ルックスだけではなく中身もよかったのですが、さほどモテるわけではなく人並みといった程度でした。

むしろその素材との比例を考えたら、「モテていない」といった方が正しかったかもしれません。


そしてその少年の、お婆さんが言う事には先祖は代々『山賊』で山の中を自由に生きていたようです。


そして少年が青年となりつつあった1996年の大晦日、納屋を大掃除していたところ古臭い宝箱を発見しました。

苦労した結果、何とか宝箱をあけると中には、箱の古さとは正反対のみずみずしい新鮮な果実が入っていました。

見たこともない怪しい色でしたし、新鮮に見えるものの箱のことを考えるとかなり古いはず。

しかしなぜか不思議と惹かれるものがあり、また空腹だったため、一気に平らげてしまいました。


すると、それを発見したお婆さんは、

「おまえ、何してるんだい?」


すっかり怒られるものかと思いましたが、どうやらようすが違いました。


「それを食べたのかい?悪魔の実シリーズ【モテモテの実】を!」


akumanomi

「…モテモテの実?」


「そう、それは大昔より山賊たちが捜し求めているものの一つ【モテモテの実】じゃ。食べると10年間モテモテになるんじゃが、悪魔の実シリーズは食べると呪いがかかって、山に登ると疲れてしまうんじゃ。だからご先祖達は決して食べることは無かったんじゃ。」


この時代、山賊をやるわけでもないのでとくに問題なくその後はモテモテの人生を過ごし、King呼ばれるようになりました。


そして時は流れ200711日…


King「おかしい…。あっちからガンガンにプッシュしてきていたのに…いざ、のりかけたら…遊ばれていやがったのか?…このKingが?…そんなバカな!」


King「おいおい!お前が正月休み空けとけってって言ったんだろうが。…おかしい…。」


King「ほぼ毎日メールが届いていたのに、気がつけばもう一週間…こいつもか!?


King「一体何が起こっているのだ!今年に入った瞬間から!」


King「そういえば食事行く約束していたな。この子は普通に【友達】だし問題は無いだろう。」

King「…!何!なぜこうも日にちがすれ違い!?」



どうやらこの悪魔の実の効力が10というのは本当のようです。

それとも、実は悪魔の実の力ではなくて本当は、元から持っていた自分の力でモテていたんだよ!といった物語らしいハッピーエンドなのでしょうか?


一度頂点を見てしまった人間が、一般レベルの生活に満足できるわけがありません。

このままではいつの日か、Kingの名を捨てなければならない日がくるのでしょうか?

とりあえず、Kingは新たな【モテモテの実】を探しに山へ行くのであった!