勝点1差の上位対決。盤石な戦いで仙台を下した岡山が4位に浮上

 


チケットが完売となったシティライトスタジアムの声援を背に受けるホームの岡山は、前節・清水戦から先発3選手を変更。左ウイングバックに髙橋 諒、ボランチに輪笠 祐士、ディフェンスラインに田上 大地が入ってスタートした。

アウェイの仙台も前節・栃木戦から先発3選手が入れ替わった。ディフェンスラインには髙田 椋汰知念 哲矢が、ボランチには工藤 蒼生が入った。

お互いに序盤はミスも多く、なかなか思うように試合を進められない。高温多湿な厳しい気候も相まって、集中力や走力を保つのが難しい中、岡山はルカオが24分に負傷交代するアクシデントもあった。それでも32分、先制に成功する。竹内 涼のパスに反応した柳 貴博がペナルティーエリアで合わせると、そのボールを岩渕 弘人がシュート。一度はGK林 彰洋のセーブに遭うも、こぼれたボールに反応した岩渕が流し込んだ。

41分にも、岡山は相手のミスを突いてビッグチャンスをつかんだが、田中 雄大のシュートはクロスバーにはじかれる。仙台も前半アディショナルタイム、中島 元彦にシュートチャンスが訪れたが、惜しくも枠を捉えられなかった。

後半、仙台はエロン真瀬 拓海を投入してスタートするが、岡山のプレスを受けて思うように前進できないシーンが続き、なかなかチャンスを作れない。63分には、右サイドから中島が鋭いボールを入れていき、相良 竜之介が胸トラップからシュートを放ったが、ミートすることはできない。森山 佳郎監督は69分に名願 斗哉を送り出していくが、73分に痛恨の失点を喫する。CKを林がファンブル。こぼれたボールを田上 大地が蹴り込んで岡山が追加点を奪取した。

試合は2-0のままタイムアップ。15,269人が駆けつけたスタジアムで勝点3をつかみ取った岡山が、4位に浮上した。