闘志を燃やす岡山。いざ、首位との一戦へ
シティライトスタジアムに首位・清水を迎える重要な一戦に向け、３位につける岡山の選手たちは気持ちを高ぶらせている。
田上 大地は落ち着いて「ここで引き離されるのか食らいつくのかは、今後のリーグ戦の行方も大きく左右すると思うし、僕は言わずともみんなが本当に大事な一戦ということは分かっているので、良いゲームにしたい」と言い、柳 貴博は「こういう首位相手の試合は誰もが燃えるし、絶対に負けられないという強い気持ちが出るもの。自分もまずはチームの勝利に貢献することを考えて、自分個人でも結果を出していきたい」と勇んだ。
チームとしてはもちろん、選手一人ひとりにとっても、このビッグゲームで何ができるかは大切なこと。注目度が高い一戦で、誰がどんなプレーを見せてチームを勝利に導いていくのだろうか。
岡山は前節・熊本戦で５試合ぶりに勝利を挙げたが、24日のＪリーグYBCルヴァンカップ1stラウンド２回戦は横浜FCにPK戦の末、敗れた。木山 隆之監督が「非常によく戦った。結果がついてこなかっただけであって、選手たちのプレーは本当に良かった」と総括したように、力を出し切った末の結果だったのだから、前向きに捉えて今節へ向かっていきたい。
一方の清水は前節・仙台戦に競り勝って３連勝を達成。しかし、24日のルヴァンカップ２回戦は富山にPK戦で敗れて苦杯をなめた。秋葉 忠宏監督は「もう一度しっかり自分たちに矢印を向けて、点を取る、決め切る技術とクオリティー、PK戦で勝ち切るだけのメンタリティーの強さをもっともっと養って、鍛え上げていかなければこういう結果が待っている」とコメントしている。クオリティーとメンタリティーの両面をしっかりと整えて、今節に臨んでいきたい。
