後半は一進一退の攻防も、岡山が突き放す。磐田は4試合ぶり黒星

 


シティライトスタジアムで13時にキックオフした試合は、アウェイの磐田が主導権を握って進んでいく。7分にプレスを掛けて相手陣でボールを奪うと、そのままゴール前に運び、最後は松原 后が押し込んで先制点を奪取。その後も、ドゥドゥと松原の左サイドを起点に相手陣へ進入し、チャンスを作った。

岡山はチアゴ アウベスがチームをリードしていく。8分には磐田のビルドアップに襲いかかってボールを奪取。坂本 一彩が放ったシュートはゴールをそれたが、その後もチアゴ アウベスが相手の背後を突き、脅威を与えていく。37分には左サイドから岡山が攻め入る。鈴木 喜丈、高橋 諒、田部井 涼の3人でテンポよくパスをつなぎ、ペナルティーエリア内で坂本がうまくポストになって鈴木 喜丈がゴールネットを揺らした。

1-1で迎えた後半は、一進一退の攻防が繰り広げられていく。岡山が57分にルカオを投入すると、磐田は60分に古川 陽介を送り出す。ルカオがパワフルに前進し、古川が左サイドから鋭く仕掛け、試合のペースもアップ。そのあとにも選手交代があってオープンな展開になっていく中、76分に岡山が勝ち越した。仙波 大志の蹴ったCKをファーサイドに走り込んだ柳 育崇が高い打点からヘディングシュートを放ち、ゴールに突き刺した。

追いかける立場に回った磐田は、最後まで攻め続ける。しかし、アディショナルタイムに入ってジャーメイン 良が放ったシュートはゴールのカバーに入っていた柳がはじき出す。そして、試合は終了。岡山が今季初の逆転勝利を成し遂げ、磐田は4試合ぶりの敗戦を喫した。