ポープ・ウィリアム(ファジアーノ岡山)
――試合を振り返って
「先制点を早い時間帯に取れて、いつもとはちょっと違った展開になったんですけど、ボールを持たれる時間が長くて時間の経過と共に疲弊していった。前半は耐えたんですけど、後半も同じように持たれる時間が長くて、どこで取りに行くのか、行ってもはがされるっていう時間が続く中で、セットプレーで与えてはいけない失点だった。壁のところで僕もできることがあったと思うので本当にもったいないし、ゲームをやっていても、守り切りたいのか、カウンターを狙うのか、そこがはっきりしていなかった。自分としても後ろからリーダーシップをとって、こうしていきたいっていうのはあるんですけど、夏場の連戦で選手の身体が重かったっていうのもあった。本当にもったいないゲームだったと思います」
――2失点目のシーンについて
「一発目を弾いて、その後に相手がミドルを打ってきて少し無回転だったんですけど、外側に弾けていれば何も起きなかった。あれは間違いなく僕のミスですし、もったいなかったです。あの時間帯にあそこに弾くべきではない。あそこに弾こうと思って弾いたわけではないんですけど、僕の対応の完全にミスだったと思います」
――ファウルを与えてしまったことについては?
「人はいたのでファウルで止めなくてもいい場面ではあったんですけど、そこを問題にすることは僕にはできないです。FKになったとしても僕が壁だったりも含めてしっかりとやれていればなかった失点だったと思うので、そこに対して僕は何も言うことはないです。選手は一生懸命やっているんで、僕は自分に矢印を向けないといけないと思います」
――次節に向けての意気込みを
「しばらく勝てていないですし、点を取っても逆転される、踏ん張り切れないっていうゲームが多いんで、泥臭くても何でもいいんで勝点3を取れるように。もう一回自分たちを見つめ直して練習から取り組んでいかないといけないと思っています」
――1失点目のFKの場面は、右利きのキッカーと左利きのキッカーがいて、いろんな駆け引きがあったと思います。あの場面を振り返って
「右の確率が高いかなと思って、いつもよりは(壁を)左側に寄せてしまったかなと。知樹が右にいたんで、そこでちょっと圧力をかけてくれるってうのもあったんですけど、最終的には永地の顔のあたりを抜けてきたんで、僕がもう半歩でももうちょっと右に壁を作っていれば、左のキッカーには圧力をかけれたかなと思います。僕の判断ミスっていうのが間違いなくありますね」
三村真(ファジアーノ岡山)
――久々の試合でのゴールでしたが、ゴールシーンを振り返って
「今日はゴールへの意識を強く持っていましたし、こぼれ球を含めボールが来ることを信じて(ゴール前に)入りました」
――あの場面はかなり高い位置を取っていました
「ゴール前に多く入ろうって意識していましたし、常に狙っていました」
――試合全体を振り返って
「早い段階で点を取れたんですけど、やっぱり勝っているときのゲーム運びがうまくいかず、自分たちで焦っちゃった部分もあったと思う。勝っているときの試合運びが良くなかったなと思います」
――次節に向けての意気込みを
「また連戦が始まりますし、次までは一週間空くんでしっかりとコンディションを整えていきたい。連戦に勝てば上に食らい付いていけると思うし、負ければ離されちゃうんで、しっかりと準備していきたいです」
――サイドの守備について。相手が高い位置を取ってきたこともあって難しい状況が多かったですが
「相手のサイドバックが高い位置を取ってくることはわかっていたんで、後ろの稚葉ともう少しコミュニケーションを取ってやれればなと思います」
――リードしてからの試合運びについて、どういったところが改善点になるでしょうか?
「相手が点を取らないといけない状況なので、相手はより前に来る。なので、焦らずに相手が出てきた裏を取ったりできればと思いますし、マイボールを失う場面が多かったんで、もっと自分たちでうまく時間を使えれば良かったなと思います」