話が全く皐月賞から脱線していますが
元々はレガレイラの母父がハービンジャーというところから、ジャスティンミラノはキズナ×ハービンジャーみたいな配合だということになり、ベラジオオペラも同じ理屈だとなり、ハービンジャーの使い方の話になり、オメガギネスに辿り着いてしまったという。。。
レガレイラに話を戻すと、今回のもう一頭のスワーヴリチャード産駒アーバンシックはレガレイラと同じ配合で生産されています。ランズエッジ→ハービンジャー→スワーヴリチャードという配合なので、母の名前だけが違うという関係です。男版レガレイラという感じですね。たまたまなのか、計画された配合なのか分かりませんが、それにしてもランズエッジやばいな~という感じですね。桜花賞を勝ったステレンボッシュもランズエッジですからね。
結局これも、前回でも話したAlzao×Shareef Dancerの顔合わせが影響しているのでしょうね。Northern Dancer×Sir Ivorを強調させたことによって特別なことが起きているのだと思います。Northern Dancer(系)×Sir Ivorは他にもGreen Desertがいます。Green Desertも大種牡馬になっていますし、Northern Dancer(系)×Sir Ivorを上手に使うというのがキーになります。
Northern Dancer(系)×Sir Ivorと似た状態になっているのがNorthern Dancer(系)×Droneです。Sir IvorとDroneはニアリーな関係にあることは何度も記してきています。
■Sir Ivor≒Drone
Northern Dancer(系)×Droneを持つ馬で大物といえばダンシングブレーヴ。
■ダンシングブレーヴ
この辺の話も良く書きますね。ディープインパクト×ダンシングブレーヴの配合的な優秀さ、最近ではイクイノックスのブラックタイド×キングヘイローというのも同様ですね。
この現象は日本国内だけではなくて欧州でも起きていて、前出Green Desertの代表産駒にOasis Dreamがいますが、彼の配合形式はGreen Desert×ダンシングブレーヴ。
■Oasis Dream
大種牡馬Dubawiの中にはShareef Dancer×ダンシングブレーヴ
■Dubawi
各国ごとに適性というのはありますから、Dubawi系やOasisi Dream系を日本で走らせてもスピード不足になりますが、その国で発展していく血統のなかには同じ理屈が存在したりします。
日本に来たマクフィなんかはDubawi×Oasis Dreaemですからね。
■マクフィ
マクフィは英国2000ギニー、ジャックルマロワ賞を勝った超一流マイラーですが、日本での種牡馬成績はいまひとつです。
マクフィ―×ディープインパクトなんかは配合的に悪くなさそうですけどね。あんまりディープインパクト肌にマクフィが配合されるケースは少ないですが、その中でもオールアットワンスがアイビスSDを2連覇しています。マクフィ×サンデーサイレンス系というだけでSir Ivor≒Drone≒Haloは組込まれるわけですから、悪くはないですが、やはり適性面において日本では不利でしょうね。
マクフィ産駒で皐月賞に挑むシリウスコルトの母父はゼンノロブロイ。マクフィ×サンデーサイレンス系なので配合は悪くは無いですから、あとは適性面でどこまで頑張れるかですね。