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出張保健室 キネセラ

このブログでは、主に姿勢に関する内容を国家資格保有者でありキネスティックセラピストでもある筆者が個人の経験と解剖学・運動学的知見からわかりやすく発信しています。

今回は、姿勢と離職率の関係についてお話ししていきます。

 

この2つは一見して全然関係ないようなことに感じるかもしれません。

ですが実はこの2つの間には結構関係があります。

 

 

このブログでは

主に姿勢に関する内容を国家資格保有者でありキネスティックセラピストでもある筆者が

個人の経験と解剖学・運動学的知見からわかりやすく発信しています。

 

是非最後まで読んでみてください!

 

 

 

 

離職の理由で多いランキング

エン転さんが実施したアンケートによると、退職の理由で多いランキングは以下のようになります。

以下引用

一位:給与が低かった

二位:やりがい・達成感を感じない

三位:企業の将来性に疑問を感じた

四位:人間関係が悪かった

五位:残業・休日出勤など拘束時間が長かった

六位:評価・人事制度に不満があった

七位:自分の成長が止まった・成長感がない

八位:社風や風土が合わなかった

九位:体調を崩した

十位:やりたい仕事ではなかった

十一位:業界・企業の将来性が不安だった

十二位:結婚・家庭の事情

十三位:他にやりたい仕事が出来た

十四位:待遇(福利厚生等)が悪かった

 

引用: https://employment.en-japan.com/enquete/report-43/

 

 

退職理由は主に就職先に対する不満が多いと思いますが、実は自分自身の問題であることもあります。

 

例えば、体調不良は不慮の場合もありますが、本人の体調管理や身体の使い方に関連することもありますし、やりがいや自己成長なども本人の取り組み方や捉え方で変化するものもあります。

 

今回は数ある退職理由の中から、自分自身の問題に関連する事柄と姿勢との関連についてを説明していきます。

 

姿勢の変化がもたらすもの

〜その1身体の不調の軽減〜

姿勢が変化して一番効果を実感しやすいのは、

痛みや身体の不調であると思います。

 

 

元々姿勢には今までの身体の使い方が現れています。

そのため、姿勢の特徴=身体の使い方の特徴と言い換えることもできます。

 

 

身体の使い方が偏っていれば

負担の加わる場所にも偏りが生まれ

筋肉の張りや関節の動かしにくさにつながり

最終的には痛みとして現れることがあります。

 

 

よって姿勢を正す事で、身体の偏った使い方を修正して

姿勢から来る不調を減らすことができると思います。

 

姿勢の変化がもたらすもの

〜その2やりがい成長の実感〜

姿勢の変化がもたらすものは他にもあります。

それは心理面の変化です。

 

 

これにはいくつかの効果がありますが、

1つは痛みや不調が姿勢によって軽減することで

痛みからくるストレスを軽減できるため

結果として仕事に集中できるようになります。

 

 

人は物事に集中したり没頭できるようになると

その行為にやりがいやモチベーションを感じるので

姿勢の変化はやりがいに影響すると言えます。

 

 

さらに姿勢の変化にはもう一つの影響があります。

 

 

それは姿勢の変化が直接的に心理面に影響を与えることです。

 

 

ジェームスランゲ説というものをご存知でしょうか?

これは情動の末梢起源説と呼ばれるもので

情動は中枢(=脳)から作られるものではなく

末梢(筋肉の緊張や呼吸、姿勢など)の刺激から脳が解釈しているという仮説です。

 

 

この仮説を提唱しているジェームスらによれば

「悲しいから泣くのではなく、泣くから悲しいのだ」

と言われています。

 

実際にこの仮説を支持するような実験結果も出ており

意図的に笑顔を作った人(ここでは口角を挙げた状態にした)は

その他の人よりも気持ちが前向きになったなどの結果もあります。

 

 

この仮説をもとに姿勢を考えると、

例えば普段から俯くような姿勢で目線も常に下を向いているような状態で仕事をしている人は、気分も憂鬱気味になりやすい傾向にあると思います。

 

 

逆に視線も上向きで

身体の力も適度に抜けた良い姿勢で仕事をしている場合

気持ちも前向きになりストレスも少ない状態で作業が出来るようになります。

 

 

つまり姿勢と感情は密接に繋がっていて

良い姿勢で仕事をするということはそれだけで

心理的ストレスを緩和することに繋がるのです。

 

 

そして身体的・心理的ストレスが軽減して仕事に集中出来れば

その仕事に対してやりがいを感じることも出来ます。

 

 

集中して作業効率が上がることで、職場での業績も上がり

結果として給料や待遇が上がったりすることにも繋がると思います。

 

 

姿勢の変化から改善できるかもしれない職場への不満

以上のことをまとめると、

姿勢を良くすることで改善できる(かもしれない?)ことは以下のようになります。

 

 

①痛みや身体の不調

②仕事に対するやりがい

③集中力が上がることによる作業効率の向上と、それに伴う給料、待遇の改善

 

 

一見すると姿勢と関係ないようなこともあるように見えますが

今までの説明を聞いていただけていれば理解していただけるかと思います。

 

 

たかが姿勢と思われるかもしれませんが、姿勢一つでこれだけ変わるかもしれないと思っていただければと思います。

 

 

①〜③の項目が改善されれば、これらを理由とした離職数を減らせることに繋がります。

 

 

最後に

退職する理由はほとんどが就職先への不満であることが多いでしょう。

 

 

しかし中には

 

「やりがいを「やりたいけど身体がもたない」

「身体が痛くて続けられない」

 

という人も一定数いると思います。

 

 

また仕事のやりがいは、

実際自分の仕事への取り組み方でも変わってくるものです。

 

 

そのためには自身の体調管理や姿勢への意識も重要になってきます。

少なくとも私たちは痛みや身体の不調で仕事ができない人たちを

1人でも減らすために少しでも情報発信していきたいと思います。

 

 

このブログでは

主に姿勢に関する情報を医療現場での経験豊富な国家資格保有者が、個人の経験と解剖学・運動学的な観点からわかりやすくお伝えしています。

 

今後も有益な情報を発信していきます。

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