ボールの捕球と握り替え | 夢に向かって!木根川レッズ(葛飾区少年軟式野球連盟所属)

メジャー史上歴代最高の

ショートストップとも言われる

現役時代のオマー・ビスケル選手の

グラブ捌き&ボールの持ち替え。

 

 

そして日本一のショートストップとも言われている

源田選手のグラブ捌き&ボールの持ち替え。

 

 

 

これらは一流プレーヤーだからであって

小学生には無理???

逆だよ逆ぅ~!(笑)

良く考えてみてね

例えばグラブを引いてお腹付近に持ってくる

この時グラブの面はお空を向くはず

この状態で上から蓋をするように両手捕り

こっちの方が全然難しいんだよ。

例えばショーバンだったとしたら

下から上への軌道のボールになるんだけど

それに対してグラブの面がお空を向いていたら

ボールを弾きやすいでしょう?

ややもすると突き指

ひどい場合は骨折という

大きな怪我にも繋がる・・・

尚且つ引く癖がついてしまうと

折角ショーバンの地点に

グラブを合わせられたのに

引く事でハーフバウンド(一番難しい)に

なっちゃう事もある。

 

過去に何度も伝えてきたんだけど

是非、覗いてみてね。

 

 

 

 

再掲するけど

 

正面→グラブの前後の動きが制限される

 

両手→肩関節が動かしにくい位置にあって

グラブのスピードが制限される。

 

尚且つ正面はボールの軌道が見ずらい

だから怖いんだよ。

このような状態での捕球を

小学生の選手に強いている事になるんだよね。

ボールへの恐怖心は

技術向上の妨げになるから・・・

 

先に上げた動画の選手たちの

腕の動きを観察してみてもらいたい

決して手首の掌・背屈(前後屈)で

クイって捕球していないし

前腕部を回外(親指側を外側に捻る)させて

グラブの面を上に向けて

お腹付近に引くような動作はしていない。

必ず前腕部を回内(親指側を内側に捻る)させて

投球腕の方に持ってくる感じになっているよね。

で、ボールの入ったグラブを

引く(体に近づける)というよりも

ステップ動作に伴い体が

グラブ(ボール)に近づく感じだよね。

 

レッズがキャッチボール前に行っている

ハンドリングとか

ショーバンの練習とか呼んでいる

ルーティンメニューは

こう言った事を含めた上での

練習プログラムになっているんだよ。

 

 

アトランタブレーブス時代の2021年

ワールドシリーズ優勝時に

ショートを守っていた

ダンズビー・スワンソン選手のシリーズ中も

変わらずやっていたルーティン。

 

引き捕り・・・

今だに根強く残っているみたいだけど

昭和の時代の

最悪でも体に当てて的な事の名残なのかな?

 

プロの選手の動作がそう見えるのは

その動作が早いから

あたかもお腹付近に引いているように

見えるだけの場合が多いから

YouTube等でスロー再生で

観察してみてね。(笑顔)

メジャーやプロの選手の

引き捕りに見える動作と

一般的な中高生のいわゆる

引き捕りの違いが分かるはず。

 

小学生でさえも

いや、レッズの選手でさえも

グラブ捌きが上手い!と思える選手は

やっぱり引き捕りにはなっていないよ。(笑顔)

 

 

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木根川レッズ 加藤