バットのしなりに関して | 夢に向かって!木根川レッズ(葛飾区少年軟式野球連盟所属)

 

バットはしなるか?

 

まずは最初にいくつかの木製バットの特徴を書いてみるね。

(コピーだけど)

 



 

アオダモ:日本で最も多く使われている材質で中でも北海道のアオダモが人気です。

 

特徴

  • 材質が柔らかい
  • しなりが生まれる
  • 上部で折れにくい
  • 不足している 

 

ホワイトアッシュ:アメリカで主流の素材です。

 

特徴

  • 柔らかさはアオダモとメイプルの中間くらい
  • アオダモより固い分反発力はある
  • アメリカやカナダなどの乾燥地域ではその威力を発揮しやすい

 

メイプル

 

特徴

  • とにかく硬い。バットの中で一番硬い材質。
  • 金属バットに近いので、パワーのない選手でも遠くに飛ばすことができる。
  • アメリカやカナダ産は高品質だが中国産の品質は低い。


 

バットはしなるか?

これだけを言えば外力を加えればしなるのでしょう。

限界を超えれば折れる。

アオダモはしなり易いようだね。

 

で問題なのは、スイング中にしならせる事が出来るか?

後に貼った画像のような「しなり」

これは恐らく難しいのだろうと予想する。

ただし、分子レベル・ナノ単位の世界ではしなっているのかもしれない。

こればかりは自分の中では結論が出せない。

未来的に科学の目が証明してくれるかもしれないね。(笑顔)

 

でね、バットが本当にしなるか?

こんな議論はどうでも良くて

次の2枚の画像を見て欲しい。

 

 

 

これは

 

 

ミツバチさんが仰っているように

シャッタースピードの関係でこう写ったのであろうと思う。

 

だけど、この画像には打撃における数々のヒントが詰まっている。

何故、このような画像になるのだろうか?

スイング時にバットのヘッドはグリップより遅れて出てくる。

そしてある地点でヘッドはグリップを追い越す。

実際にはバットをしならせる事は出来ないのかもしれないけど

バットにこのような力が働いているのは確か。

「ミートポイント」

この2枚の画像を見て理想のミートポイントが想像出来ないだろうか?

バットが捕手側にしなっている状態、または

投手側にしなった(しなり戻った)状態でインパクトしても

ボールに最大限の衝撃を与える事は出来ない。

しなってしなり戻る直前にインパクトの初期を迎えたい。

インパクト後期にはバットはしなり戻って逆に投手側にしなる。

どの状態が一番強い打球を打てるか?

自分はこの感覚をノックというもので感じた。

 

今回のペッパーというTwitterでのやりとりで

ペッパーもこれを感じ易いと感じた。

他の打撃練習方法(フルスイング、アップ軌道でのインパクト)では、

バットがしなっている最中なのか

しなり戻ってしまってからのインパクトなのか?

バットの芯で捉えたという事だけで

そこそこボールは飛んでしまうしそこそこの強い打球にもなる。

ただ、それが最大かは、

判断しにくいし曖昧になってしまう。

ペッパーは、フルスイングのようなバットスピードではない事と

投げ手にワンバウンドで返す(ダウン軌道でのインパクト)がある。

だから、余計にこれ(自分がノックで感じた事)が確認しやすい。

 

ただ、小学生の子供達にペッパーを推奨つもりは無いが、

結局は、捻転差の事、上下の時間差、

加速とブレーキ、

昔からの言葉を言えば

後ろを小さく前を大きく(回転モーメントの事)

体重移動、割れ・・・その他

そういった事(すべてヘッドスピードを上げための動作)

の重要さという点に行き着く。

 

シャッタースピードの遅いカメラよ!ありがとう!

と言いたい。(笑顔)

 

ちなみに下記はウイルソンから発売されている(いた?)

しなるバット。

 

 

 

 

 

このバット、使った事がある人だったら分かると思うけど

非常に難しい。

理由は前記した通り。

トランポリン効果を発揮できる瞬間にインパクト出来れば飛ぶ。

ただし、そうでない場合は・・・・飛ばない。

この差がはっきりと分かるバット。

なので、トレーニングにはもってこいなのかもしれないね。(笑)

 

 

ヤフーブログのサービス終了で、どうしようか悩んだけど

取り敢えずブログアップします。

雨で練習中止になっちゃったし。(笑)

 

 

木根川レッズ 加藤