カバーリングとバックアップ | 夢に向かって!木根川レッズ(葛飾区少年軟式野球連盟所属)

Oヘッドから、また「お題」を頂いたので(笑顔)

カバーとバックアップ・・・現場では同じ意味で使われる場合が多いね。

Oヘッドが書いてくれた「カバー」はいわゆる「バックアップ」の事。

 

バックアップというのは、打球や送球を野手が捕り損ねたり、

悪送球を止める事が出来ない事態を想定して

他の野手が打球・送球方向の後方に移動してこれに備える事。

 

カバーというのは、元々は「代役」を意味する事なんだね。

ベースカバーなんて言葉があるよね。

誰が代役で入っても良いんだよ。

相手をアウトにするのが目的だから・・・・

でね、相手の攻撃を防御し、

また味方の守備を援護する事をカバーって言うんだ。

「味方の敵」とか「敵の味方」と言われている内は・・・

まだまだって事。(笑)

欠けたところや足りないところなどを補う事

野球・・・うーん団体競技全般かな?では、

味方の選手の動きによって生じた弱点を他の選手が援護すること。

 

野球というのはチームプレーだから、

このカバーというのが大事になってくるんだね。

守備なんて・・・全部カバーだろう?

キャッチャーはピッチャーの投げた球を捕ってくれる。

ピッチャーがいくら三振と取っても、

これがないと振り逃げされちゃうし、

ピッチャーが打たれちゃったり、バットに当てられちゃったり

したのをアウトにしようとするんだから。(笑)

だから、ノックなんてカバーの練習をしているんだよ。

ピッチャーが絶対に打たれないんだったら・・・

キャッチャーを除いた守備の7人なんていらないだろう?

 

守備の事ばかりで言っているけど、

攻撃だってチャンスで凡退しても、

次の打者が挽回してくれる・・・・これもカバーだよ。

 

だから、バックアップというのは、第二のカバーとも言える。

第一のカバーは難しくなってしまった送球を捕球しようとする人。

二重のカバーをしていると言う事なんだよ。

まずは第一のカバーをしかりとしたいんだよね。

その練習が一番いっぱ~い出来るのがキャッチボール!!

 

この気持ちが無いと、カバー・バックアップ・・・

何人いても足りなくなっちゃうんだよ。

野球って、どんなに多くてもゲーム中は

自分以外あと8人しかいないんだよ。

(攻撃の時は、ランナーコーチもいるから11人か)

ランナーコーチの仕事???

これは選手のみんなにも言っている事だけど・・・

これすらも「カバー」なんだよ。

ランナーの目で見えない部分のカバーしてあげるんだよ。

人間は頭の後ろには目が付いていないだろう?

ランナーの後頭部の目になってあげろ!って事。

 

カバーリングやバックアップが出来る選手は、先を読んで行動している。

賢く、先を見越して、先回りした行動が

出来る選手が多いチームが勝てるチームなんだ。

で・・・それが、野球なんだよ。

 

野球って、サッカーなんかと比べると

「運動量」って言葉・・・使われないよね。

でもね、野球が上手いって言われる選手は

やっぱり「運動量」がすごく多いんだよ。

ボールが一球も飛んでこなくたって

汗びっしょりになるし体力も使うんだよ。

冬場の練習で「寒い!寒い!」って言っている選手・・・

特に外野手なんかに多いかな?

それはね野球が暇なスポーツなんかじゃなくて、

野球をやっていないからに他ならない。

だから、野球は立派な頭を使うスポーツなの。(笑)

 

ね、野球ってカバーのスポーツでしょう。

で、キャッチボールってやっぱり基本でしょう。(笑顔)

 

やべ!また長くなっちゃった。

 

木根川レッズ 加藤

 

 

以下コメント

 

 

カバー」の反対「バ○ー」(笑)

「ナイスカバー!!」が「ナイスバカ!!」になるのがレッズらしいかな?
でも「ナイスバカ」って褒めてます。
だって「ナイス」なんですから!(笑) 削除

[ 川向こうのおっさん ]

2014/7/31(木) 午後 0:58