ザ・定番ですが、、、
セルフ・コンパッションについての本を読みたい方には、
セルフ・コンパッション初心者の方も学んだことのある方も、
クリスティン・ネフ博士の「セルフ・コンパッション」を心の底から、おすすめします。
私がセルフ・コンパッションに関して、初めて読んだ本もこれで、
セルフ・コンパッションにとどめてくれた本もこれで、何度も読みました。
今日は、おすすめの理由を三つ紹介いたします。
①読みやすい
クリスティン・ネフ博士は研究者です。
新著の「自分を解き放つセルフ・コンパッション」は、ややかしこまった形で書かれてありますが、
本著は、一般の方も読みやすいように、書かれています。
セルフ・コンパッションについての心理学的知識を、
ネフ博士の個人的なエピソードと結び付けながら学べるため、自然に、無理なく、理解できます。
英語もとても読みやすいので、もし良ければお試しください。
私たちの思考は言語に縛られているところが多く、
他多言語を通じて、そして他者のレンズを通して、世界を経験することで、
「しがらみ」から解放されることがあります。
また、翻訳はとっても難しく、、、どうしても翻訳者の解釈が入ってしまいます。
なので、原文を自分で解釈してみるのも面白いと思います。
②エピソード満載で共感できる
ご自身のエピソード、それも失態とご本人が認識されている経験を、
赤裸々に、そして感情豊かに表現されています。
セルフ・コンパッションの要素の一つ「共通の人間性」を体感できる貴重な機会です。
私たちは、失態を犯したとき、孤立しがちです。
失態を犯した事実を避け、他人に知られないようにし、なんとか面子を保とうとします。
苦しみを通して他者と繋がろうとは、考えません。
ところが、苦しみから逃げず、苦しみを通して他者と繋がろうとする事は、
私たちに安らぎをもたらしてくれます。
そして、それは、セルフ・コンパッションへの道を開いてくれます。
「共通の人間性」を練習、体感する手段としても、本書はとても役に立つと思います。
③セルフ・コンパッションのワークが多く掲載されている
セルフ・コンパッションは頭で理解したからと言って、実生活で使えるものではなく、
身体で練習し、身体が覚えていくからこそ、実生活で使えるようになります。
コミュニティの中で他者と繋がりながら、
MSC講座を受けていただくことで、身体が覚えていきますが、
いきなり講座を受けたりすることに対して抵抗があるのは、普通です。
MSC講座でも紹介しているようなワークも掲載されているので、
自分に合うかどうか試すためにも、本書は役に立ちます。
非常に読みやすくて、共通の人間性が体感でき、MSCのワークを試せる本書、とてもお勧めです。
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