むかしむかしそのむかし
まだキリスト教の宣教師だったころ

ある田舎道を行く私を

年上の男性が追いかけてきた。

 

そして

「先生、先生、待ってください」

と呼び止められた。

何かと思って立ち止まると
「私にもキリスト教を教えてください」

と息を切らしながら仰った。

 

「喜んでお伝えしますが

何かきっかけでもあったのですか?」

とお尋ねすると

 

「どうもキリスト教の人のほうが

人生が上手くいっている気がする」

とのお答えだった。

 

もちろん、できる限り丁寧にお伝えした。

 

もう何十年も前の話で

その後の彼の人生については知らない。

 

しかしその時の彼の学びは

長く続かなかったと記憶している。

 

救いを得るために
キリスト教を学ぼうとしたが
その「救い」の意味に落胆した様子だった。
 
宗教あるあるであり
スピリチュアルあるあるだ。
 
高い精神性を得ることは
とても良いことだ。
 
それは幸せをもたらす。
 
私の経験では
物心両面の豊かさをもたらす。
 
しかしまず精神性があっての話だ。
 
新訳聖書にはこんな言葉がある
 
何を食べようか、何を飲もうか、
あるいは何を着ようかと言って思いわずらうな。
 
これらのものはみな、
異邦人が切に求めているものである。
 
あなたがたの天の父は、
これらのものが、ことごとくあなたがたに必要であることをご存じである。
 
まず神の国と神の義とを求めなさい。
 
そうすれば、これらのものは、
すべて添えて与えられるであろう。
 
マタイによる福音書6章31~33節
 
物質的豊かさを求めて
宗教やスピリチュアルにはまると
落胆して去っていく
という結果につながることがある。
 
なぜなら宗教やスピリチュアルには
「執着を手放す」
という大切なプロセスがあるからだ。
 
誤解してはいけない。
 
物質的豊かさが悪なわけでも
物質的豊かさが得られないわけでもない。
 
精神性が高くなれば
物質的豊かさは得やすくなる。
(先の引用では「すべて添えて与えられるであろう」のパート)
 
 
しかし
物やお金への執着を捨てずに
(つまり精神性を高めずに)
宗教やスピリチュアルを利用するのは
とてもアクロバティックなことだ。
 
見返りを期待して入れたお賽銭は
お賽銭にならないのだ。
 
ややこしいところだが
それくらいなら
せっせと物質面に働きかければ良い。
 
そうしないと
スピ依存とか現実逃避という言葉が当てはまり
 
物質的な豊かさも遠のいてしまう。
 
さて、言葉では大きな枠組みをお伝えした。
 
しかしこの
執着を手放す
精神性を高める
物心両面で豊かになる
というのは
そのバランスが様々だ。
 
そこで、個別にアドバイスなどもしている。
 
 
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