プットコールレシオを発明した人が書いたファンダメンタルを定量化する本! | 相場道書店ー大型書店でも満足できないあなたへ

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自分自身はまだ道半ばですが、500冊以上は間違いなく読んだので、本当に役に立った本や希少な本を紹介していきたいと思います。近所の本屋や大型書店の本でも満足できないあなたへ、本物の本との出会いをお約束いたします。

今回はファンダメンタルを定量化する方法とアメリカ休日アノマリーが書かれた本を紹介します。

まえがき ミレニアムの株式市場――それはこれまでの市場とはどのように違ったものとなるであろうか 
はじめに いかにして高まるリスクを予見し、暴落の日に利益を得たのか 
第1章 本書は株式市場に関するほかのすべての書籍とどのように違い、読者に何を提供できるのか
第2章 どのように、またなぜ市場分析と銘柄選択をするか
第3章 市場平均――その意味するものとは?
第4章 金融諸指標――「FRBに逆らうな」
第5章 モメンタムに関する諸指標――「トレンドは友である」
第6章 金融諸指標とモメンタム諸指標の統合――手放すことのできなくなる唯一の投資モデル
第7章 テープに逆らう――大惨事に至る道
第8章 センチメントに関する諸指標――大衆に別れを告げるとき
第9章 季節性指標――一年を通した相場予測案内
第10章 主要なブル・マーケットとベア・マーケット――いかにして早くそれを見つけるか
第11章 いかにして勝ち銘柄を選び出すか――ショットガン・アプローチとライフル・アプローチ
第12章 私の銘柄選択法――ときに「あまりにも早く」売却してしまうことはなぜ正しいのか
第13章 ストップ! リスクを最小に抑え、利益を最大にするためにいかに投資を管理するか
第14章 空売り――それは非アメリカ人的ではない
第15章 投資に関する質疑応答
第16章 賢明な投資家に贈る結びの言葉

 

タイトル的に自伝っぽい感じを受けるのですが、自伝部分は一割もありません。「FRBに逆らうな」の章では、FRBが金利を上下させるということを数値化して株式市場の状態を定量化すること提唱していました。

例えば、公定歩合が引き上げられると、マイナス1ポイントなど。正直この本をコロナ前に読んでいたら、確信をもってコロナのなかで株を買えていたと思います。そのほか著者はバロンズに弱気系の広告が増えてきたら底になるのではないかということを仮定し、調べてそれも定量化して天底予測の指数に加えています。4%指標、割賦債務指標、値上がり銘柄出来高指標、ミューチュアル・ファンドのキャッシュ資産比率、といった指標を駆使して、著者は相場の天底をかなり高い確率で当てています。ここまでするから、予測を当てられるんだなって読み終わった後思いました。長期投資家には必須の内容です。

 

↑ダウ先物ミニの日足。左から2019.2020.2021。5月最終月曜日(戦没将兵追悼記念日)アメリカの休日についてアノマリーがあるか調べてみました。本では祝日前日に上昇傾向があるとなっているのですが、確認できませんでした。前日より休日後のほうがボラティリティが高い傾向があるくらいでしょうか。