翻訳者の吉原豊司様からのご紹介で、
劇団未来 しまよみち様からご案内をいただきました。
私たちも「パレードを待ちながら」を三度上演(2017年・2022年アトリエ、2022年防衛大学)しておりますので、すごく興味深く、早速予約しました。
大阪の劇団のアゴラ公演ということで集客にも力が入っています。
いただいたメールからになりますがご興味があればご来場ください。
(演出のしま様に許可をいただいてご案内しています)
思い出のアゴラ劇場に観劇に行くのも久しぶりです。
キンダーが劇場使用させていただいたのは旗揚げの1985年と翌86年、まだお父様が劇場主で、オリザさんが海外留学から帰ってきた年でした。きっと瀬田にとって最後のアゴラになるのでせう。感慨深い。
以下、劇団未来様からのご案内です。
書き人:せた
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このたび劇団未来は
「パレードを待ちながら」
東京公演が実現する運びとなりました
劇団未来は大阪を拠点に活動しています
このたび、本作品で
2022年度 第77回文化庁芸術祭「優秀賞」
2022年度 第1回関西えんげき大賞「優秀作品賞」
を頂戴し、東京での公演が実現しました
<公演概要>
【日時】
2024年
5月3日(金祝) 14:00〜(満席) 19:00〜
5月4日(土) 13:00〜 18:00〜
5月5日(日) 13:00〜
※日時指定・要予約・座席自由
※受付開始45分前 開場30分前
【会場】こまばアゴラ劇場
〒153-0041東京都目黒区駒場1-11-13
●ホームページ https://www.mirainoe.com/
劇団未来について
劇団未来は1962年創立 2022年9月に創立60周年を迎えました
いわゆるプロではない「働きながら演劇をする」社会人劇団です
近年は年2回の定期公演を50名程度の「自前のワークスタジオ」で
上演を続けています
創立当時は、移動公演に加えて
1200名程度を動員する程の力を持っており
大阪ではそれなりに勢いがあったと記録に残っています
近年は、残る創立メンバー2名も90歳を迎え、
40代のメンバーを中心に活動を続けています
2022年度W受賞
文化庁芸術祭「優秀賞」関西えんげき大賞「優秀作品賞」
行政改革や規模縮小により、大阪は丁度いい大きさ(?)の劇場は
少なくなり、最近は「ワークスタジオ公演」がメインとなりました
粛々と活動を重ねていたなかで
「一度文化庁芸術祭に応募してみては?」
とご紹介いただき、ちょうどタイミングもあったことから
応募したところ、審査が通り参加が叶いました
そして全く予測だにしていなかった「優秀賞」を頂戴するに至ったのです
文化庁の授賞理由の一つとして
「(前略)仕事と演劇活動を60年間両立してきた劇団の志と蓄積が、
力強い舞台を創り上げた」
といただきました
作品もご評価いただいたとは思いますが、「業余劇団」の活動が評価されたことも
劇団員ほか関係者一同ともに喜びを分かち合いました
加えて、その年(2022年度)より「関西えんげき大賞」が発足されました
そちらでも、「優秀作品賞」に選出いただき、その副賞として
「こまばアゴラ劇場での上演」をいただきました
東京公演の決断
私たちは、大阪を拠点に活動していることから
当然東京には顔見知りはほとんどおりません
必死の情宣活動と「アゴラ劇場支援会員」だけを頼りに
「東京公演敢行」を決意しました
どの公演も新たなチャレンジ
演出も「初演」「再演」常にチェレンジの連続です
<舞台美術を変更する>
「初演」=客席対面舞台
「再演」=額縁舞台
(再演においては、大阪劇団協議会フェスティバル「作品賞」「女優賞(肉戸恵美)」受賞)
そして「三回目」のチャレンジは
「再々演」=客席L字舞台
科白の「関西弁化」
初演で認められた舞台をそのまま再現することが
わたしたち制作者側にとっても「安心感」はありますが
「新たな作品つくり」を目指して稽古をしております
また、「関西弁化」することでより
生活に根差した作品に仕上がると信じております
【いろいろ最後の公演 是非足をお運びください】
今なお稽古真っ最中ではございますが
必ず見て損はない舞台に仕上がるはずです
東京公演は創立以来の60年振り!!
こまばアゴラ劇場 5月末閉館
最初で最後かもしれない劇団未来東京公演
是非とものご来場お待ち申し上げます
劇団未来 しまよみち