「原作を読む会」「ビフォアトーク」は無事に終了しました❤️ | 記ンダー

記ンダー

劇団キンダースペースの公式ブログ

10日に開催されました

もうすぐ初日! 「原作を読む会」「ビフォアトーク」

は無事に終了しました。ありがとうございます。

20名の方にお集まりいただき活気ある会となりました。

 

自己紹介の後、山崎稚葉と松井結起子による「原作を読む会」

まずはトルストイの紹介、そして原作の小説「復活」の翻訳本からワンシーンを読み、続いて島村抱月の紹介、抱月の戯曲「復活」の次のシーンを読みました。

翻訳本も、旧仮名遣いの抱月の戯曲も読みやすいわけがなく、むしろ、その読みにくさを楽しんでくださる参加者さんたち。まさに「読む会」の真髄を感じました。

是非、キンダースペースの構成戯曲と、原作の違いも楽しみながら観劇いただけたらと思います。

 

「原田一樹のビフォアトーク」は、その情報量の多さから、相変わらず「どこへ話が飛ぶのかわからない!状況」で、それを楽しんでいただけたかな? と思います。こちらはyoutubeで配信予定ですのでお楽しみになさってください。

 

こうやって興味を持って応援してくださる皆様がいてくださるのが力になります。

コロナ禍にはできなかった「もうすぐ初日イベント」の盛況を我がことのように喜んでくださる常連さん、賛助会の方々の温かさが胸に沁みます。

 

さて、初日2週間前となりました。今日からシアターΧのギャラリーに入ります。

いよいよ‼️ 大詰めの稽古となります。

緊張しながら、皆様をお迎えします。

まだまだご予約いただけます。是非ご来場のご検討をよろしくお願いします。

 

★   ★   ★   ★   ★   ★   ★   ★ 

劇団キンダースペース 第45回本公演【新・復活2024】

原作:レフ・トルストイ 翻訳・脚色:島村抱月 上演台本・演出:原田一樹

「後悔は再生にたどり着けるか」初演から10年。あの感動を再び!

 トルストイ作「復活」は19世紀末帝政ロシアが舞台。ネフリュードフはある殺人事件の裁判に陪審員として出廷、目にした被告はかつての使用人カチューシャだった。十年前、カチューシャの知性と容姿に触れたネフリュードフは恋におち、強引に関係を持ち、金を渡し、去った。カチューシャは私生児を生み、困窮から娼婦に。酒に溺れ、仲間の陰謀で殺人の罪を着せられる。その法廷での再会であった。深く後悔するネフリュードフは追放されるカチューシャを追い、自らもシベリアへ。

 一方、大正三年、日本では島村抱月の翻案による「復活」が「日本初の歌う女優」と言われた松井須磨子によって演じられた。

 キンダースペースの「新・復活2024」は、俗説を覆す新事実が発掘され続ける抱月と須磨子の人物像も初演より更に掘り下げ、西洋化と近代化の区別のつかなかった時代に、新しい日本人が男女ともに上げた呻きと叫びを、より鮮明に描きます。

●日時

2024年2月28日(水)~3月3日(日)

2月28日(水) 19:00

2月29日(木) 19:00

3月1日(金)  14:00※  19:00

3月2日(土)  13:00※  18:00

3月3日(日)  13:00

※上演後アフタートークあり

3月1日(金)14時……和田啓氏(作曲家)・原田一樹

3月2日(土)13時……内田健介氏(ロシア演劇研究)・原田一樹

●劇場/東京・両国シアターXカイ/TEL03-5624-1181

●料金/活動支援チケット 5,500円 前売券 4,500円 他に演劇養成所生割引・学生割引など有り

●キャスト

瀬田ひろ美・古木杏子・深町麻子・森下高志・榊原奈緒子・関戸滉生・坂本奈都実・岡田千咲・西本亜美・山崎稚葉・丹羽彩夏・松井結起子

伊藤勉(劇団文化座)・狩野謙(希楽星)・川野誠一(劇団大樹)・森島裕亮(スターダス・21Neu)・山本明寛(スターダス・21Neu)・洲本大輔(劇団昴)

http://www.kinder-space.com/index/45.shinfukkatsu.html