一緒に住んでなくてよかった | ドイツの木々に囲まれて・・・関西弁とB型家族

一緒に住んでなくてよかった

この前トムから久々に電話があった

 

9月に試験があるって言うてたし、フォーミュラスチューデントもしてるし仕事もしてるから、邪魔したくないし基本電話はしない

たまにメッセージ送るけど、基本的に携帯電話を触らないトムはメッセージの返事がすぐには来ない。

Whatsappは既読とか未読とかがつけられない設定もあって、トムはそれにしてるから読んでるのかどうかもわからない。

 

 

トムから電話ってことは何かあったか、何か頼みごとがあるか

 

「今15分ほど電話できる?15分後にK(彼女)から電話かかってくるから」

 

いいよ

 

そういって話が始まった

 

 

「昨日、口頭試験があって。。。」

 

おっと、試験の話、口調からして決していい話題ではなさそう

 

先月末に試験の話聞いたときには、余裕っていうてたのにどうしたって思って聞いていたら

 

 

何の試験が知らんが、先生は理論しか出さないから理論をしっかり勉強するようにって言うてたらしく、トムはそれを信じて理論を何を質問されても答えられるように完璧にして挑んだらしい。

 

が、最初の問題が、「プログラミングしてください」

 

思わず、「え?」って言うたらしいが、試験なんでね。

 

プログラミングは勉強してなかったからうまくできなかったらしく、その後もトムができないところばかりを質問されたらしく結果はさんざんだったようです。口頭試験は結果がその場で出る。

 

すごく興味のある科目だったので、授業にも真面目に出て、(ギムナジウムでは口頭評価が最低の6だった彼が)大学の授業でも手を挙げて発表したり質問したりしていたそうな。

 

それなのに、できるところを全然先生に見せられなくて悔しくて試験の後泣いたって。

 

ですよね。

 

今まで結構いい成績だったんですよね。だから、今回の結果は大泣きだったそうです。

 

試験日に仕事もあって、トムのメンター(世話役)が試験どうだったって聞いてきたので話をしたら

「あー、そんな一教科だけ悪いとか、誰も気にしないし見やしない。それよりも、君は大学へ通いながらフォーミュラスチューデントもして仕事もして、そっちの方がずっと評価されるよ」

と言ってもらったそうです。また、その方自身も大学の時にひどい先生にあたって、そのせいで大学1年長くいなくちゃいけなかったそうな。(その話は長くなるので書きませんが、簡単に言うと男子差別的な扱いでした)

 

トムには、「ま、これからは先生の言うことをうのみにせずに、ぜーーんぶ完璧にしといたらいいってことやな」って言いました。

 

何か先生の意地悪な策略が分からなくもないんだけどね。。。

 

で、その次に、電話をくれた日はトムの大学で夜のオープンキャンパスのようなイベントがあり、トムはそのイベントでドライバレスについての発表をするって言うてたんですが、大成功だったらしく、プレゼンの後に一つの企業の方がトムのところへきて、色々話をしたそうです。さらに、その会社にはプログラマーがいないようで、会社のシステムを見て欲しいと頼まれ、その場で見て改善点などをアドバイスしたそうな。

そして、リクルーティングまでされたと言っていました。

残念なことにトムは院へも行く予定なので、大学院が終わるころにもう一度話をしましょうと言ったそうです。

でも、またシステムの事で何かあればいつでも連絡くださいって言ったそうです。

 

という2つのお話がありました。

 

で、思った

 

一緒に住んでなくてよかったって。

 

一緒に住んでいたら、トムの些細な気持ちを敏感に感じ取って、私が勝手にしんどくなってそうだから

 

ギムナジウムの時はそうだった

 

自分で勝手に病気なってた

 

こうやって離れているから、何もかもが冷静に感じ取れるんだと思う。

 

 

本当によく頑張ってます。

 

今の大学にして良かったなと思うのは、トムがやりたいことが沢山出来ていることです。

人見知りで、前に出たがらなかった子が、ドライバレスのチームリーダーに自ら立候補し、さらにはフォーミュラスチューデントのリーダーに推薦されるようになったり(大学の勉強ができなくなるので、これは断ったそうです)

 

これからも自ら険しい道を歩いて行きそうですが、その中で本当に自分がやりたいことが見つかるといいなと思っています。