普通=Sバーン
Sバーンとは、ドイツの電車です。
日本の電車でいうならば、普通列車です。
日本語の授業でこの会話がありました
日本人だったらわかる、「普通列車」
ドイツ語の訳は
Sバーンとなっていますね。
間違いではない。
が、生徒は、普通=Sバーンだと思っている。
この前生徒が日本語の質問をしてきたので、私が
「普通は、XXXって言いますよ」って言ったら
「え?電車ですか?普通はSバーンって習いました」
確かに!
だから、この普通は違うよって説明したけれど、日本語って語彙が多いので、ドイツ語では一つの単語であらわせても日本語だといくつもの違う単語になり、意味も若干異なってくるということがよくある。
この前も生徒が私に
「先生、Plötzlichは”急に”だと思っていたのに、”思い掛けなく”とか”突然”とかの意味があるって出てきたんですが、どう違うんですか?」って言われる。
中級以上の授業は楽しいけれど、質問の難易度が上がるから急に言われて焦る事が時々ある。
なんせ、日本語って曖昧な表現が多い言語ですからね。
日本語の語彙って本当に多いなって思う。
日本に留学もしていた中級に差し掛かるという新規の生徒に、「私、副詞があまり分からないんです。」って言われると泣きたくなる。
あんた、今まで何しとったん?
日本語の副詞の多さ。。。なめたらあかん。
夏休みに入って、小学生から中学生の新規生徒が増えましたが、学校が始まってからどれだけの子が続けてくれるかな。
現在8才から、もうすぐ81歳になる生徒に日本語教えてます。