http://ameblo.jp/kinder-ex/entry-11457529745.html
続きです

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職員の質の向上には研修や研究の実施もある。
公立幼稚園においては、初任者研修、3年目研修、5年目研修、主任者研修、園内研修などと言われる研修から、研究保育、園内研究、市区町村や都道府県が実施する研究や研修が盛んに行われている。

公立保育所は群馬県の研修計画を見ると年22回の研修が計画されていることからも盛んに研修が行われている事が分かる。

しかし、保育士の多忙さとストレスは大きな問題であり、さらには打ち合わせや研修の時間も取りにくい状況があると言われている※10。

実際に私が勤務してきた私立幼稚園と私立保育所の勤務内容の違いを表にし比較してみる(表1)。

$キンダーエキスパートによる保育・子育てアドバイス



私立幼稚園の出勤時間は8時である。保育時間は水曜日を除いて金曜日まで5時間30分、水曜日は短時間保育で2時間30分になっている。土曜日は職員会議や書類作成のための出勤が隔週で設けられている。

私立幼稚園では17時30分までの延長保育を行っているが、延長保育担当の職員が配置されているために、通常の保育時間の職員は延長保育の保育を行うことはない。

私立保育所は7時から20時までが保育時間であるため、勤務時間の全てが保育時間に充てられ、土曜日はシフト制で担当職員が隔週で出勤し保育をしている。

保育所も幼稚園同様に書類作成や会議がある為、子どもの人数と様子から職員が入れ替わりで取り組み、終わらないものに関しては勤務時間外に行うことが日常的になっている。

幼稚園と保育所は保育時間以外の時間で大きな差があることが見えてくる。

保育所の職員は保育時間以降の時間を保育の質の向上に向けた研修や研究に充てることが難しい状況である。
同時に、保育所の身体的疲労もあり研修や研究への参加も難しいと言えるだろう。
さらに保育時間後に保育を振り返る時間も作れないと言う事は、保育が熟達するのに必要な反省的実践のオフライン処理の時間がないとも言える事からも、日々の保育の向上にも影響を与えると言えるだろう※11。


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続く