神奈川県も緊急事態宣言が
発令された為
昨日は近くの公園は避けて
自宅の狭い庭で稽古しました
久しぶりに
道着に袖を通しました🥋
先日、
山下先生がblogで紹介して下さった
『義珍の拳』。
Amazonで購入しました。
古本ですが、1円（送料のみ）でした。
2日ほどで届いたので
早速、読み始めました。
沖縄県出身の空手家、
松濤館流の事実上の開祖、
『船越義珍』先生により、
空手道が本土に浸透して行く話です。
空手が好きな方にはもちろんの事、
空手を習っている子供達にも
是非読んでいただきたい一冊です
私はこの本を読んで
空手道に関する色々な疑問を
解消する事が出来ました。
また『気づき』もありました
一番驚いた事は
空手の「空」は
徒手空拳の意味合いの他に、
般若心経の「色即是空」から影響を受けていたという事です。
私は曹洞宗のお寺で、
写経や写仏を続けてきたので、
これを知った時は嬉しかったです
本の中で、
義珍と師匠、安里安恒との稽古をする様子に
とても感銘を受けました。
姉弟関係が素晴らしいものでした。
義珍の素直さに何度か涙しました
そして、
『地味な稽古でも年数かけて継続する事により
やがて大きな力に変わる』という事を知りました。
また、温故知新。
「いつの時代も起こりうる問題は
現在とさほど変わりない」と事も感じました。
歴史は繰り返されるという感じでしょうか。
現在コロナ禍で大変ではありますが、
義珍が生きた時代の背景にも
戦争等もありました。
何が起こっても
常に心を落ち着かせたり、
偏らずバランスを取る事は
空手家として 大切な事だと
思いました
この時期に、
絶妙なタイミングで
この本に出会い
成長させていただいた事に
感謝の気持ちで
いっぱいです。
皆さんも
どうぞ感染にお気をつけて
お過ごしください。
【桃】