メリークリスマス for me | 明日はきっと "新しい"

明日はきっと "新しい"

(難病や障害と共に生きるってどういうことだろって考えながら過ごす日常を綴っていきたい・・・な)


世の中がクリスマスイヴで華やぐ中、僕は、嫁さんと2人のリビングでTVをBGMに、スマホからこのブログを書き込んでいる・・・そして、子供達のいないクリスマスイヴは、静かに、穏やかに、過ぎていく。

昨日、ケーキとチキンは、嫁さんと息子とともに堪能し、今年もちゃんとクリスマス気分は味あわえた・・・それで十分幸せは実感できた照れ

そして、クリスマスイヴの今日、今年結婚した娘は優しい旦那さんと過ごしているはずだし、息子は朝から友達と街へと繰り出し、年に一度のイベントを楽しんでいるはず・・・一緒に過ごせない寂しさは、それぞれの成長と充実に対する喜びが優しく癒やしてくれる。



夫婦水入らずのクリスマスイヴは、結婚当初以来・・・当然、時間は持て余し気味・・・家の用事に没頭している嫁さんをよそに、僕は基本的にゆっくり過ごさせてもらう中で、以前から計画していたことを実行させてもらった。


今年の11月以降、僕は、息子に乞われ、バレーボールの自主練習の手伝いを再開した。

自主練習で僕が担うのは、基本的に、レシーブ練習する息子への球出し・・・緩やかな球速のものから早い球速のものまで、息子に指示されるまま、ひたすらボールを送り出す。

そんな自主練習を重ねる中で、ずっと僕が感じていたことは、「より早く強い球出しをしてやりたい」という息子への引け目だった。

バレーボールの対人パスにおける球出しは、ボールを空中に投げ上げ、落ちてくるところをタイミングよくスパイクを打つ要領で相手へ打ち込むのが基本・・・だけど、バレーボール未経験者の僕は、この動作でのボールコントロールが上手くできず、さらに、ボールを打ち慣れてない僕の手のひらは反復練習での痛みに耐えられなかった。

だから、野球経験者の僕は、常にボールを息子に対して投げつけていた・・・わかりやすく言えば、ドッチボールの要領だ。

ただ、これだと、実際のバレーボールで打ち込まれるような強さも速さも再現することは出来ない・・・しかも、相手のモーションに応じてタイミングを取って構えるという練習もできない。

そんな中、先日息子達のチームの県大会出場が決まり、僕は、息子の自主練習のレベルアップの必然性を勝手に感じた・・・そう、息子に何か言われた訳ではなく、僕自身が必然性を一方的に感じ、それ以降、軽めの基礎体力作りを勝手に始めた・・・バレーボール本来のボール出しが出来るようになるために。



そして、時間の確保と天気に恵まれた今日、僕は近くの公園へ1人で向かい、自主練習のための自主練習を始めた💦

基礎体力作りと動画での予習が功を奏し、ボールコントロールは初日にしてはまずまずだったが、手のひらの痛みには苦戦した・・・最初は強く打ち込む度に、手のひらいっぱいに電流が流れるような痛みを感じ、数発打ち込む度に、「う〜」とか、「お〜」とか、声にならない唸りを上げていたチュー

ただ、「息子もバレー始めた時、こんな感じやったんかなぁ」とか、「ちゃんとした対人パスできたら、息子びっくりするやろなぁ」とか考えていると、全然我慢できた・・・そして、凄く楽しかった。



50歳を超えたおじさんが、何度も唸りを上げながら、バレーボールをただひたすら壁打ちする姿は、通りすがりの人達にどう映っていたのか・・・そんなことに頓着することがなかったのは、まだまだ現役の”親“だってことかなと思ったりする爆笑

”子供にしてやれることがある“と思い続けられることは、親にとっては、何ものにも代えられない生き甲斐・・・公園からの帰宅の車中でジンジンする手のひらを何度も握り返しながら、僕はそんなことを考えた。

長年染み付いた”おとうサンタ“としての自負はそう簡単に消えるものではない・・・🎅

息子よ、待ってろ!
渾身のプレゼントを!!