この24日は、祇園祭後祭山鉾巡行を見物に、
とは言え前夜急に決めたので予習は全くなし、
始まる時間だけ確認しておけいはんに乗る。
で、9:40過ぎ、河原町三条を下った東側にとうちゃこ、
まぁね、一応何度も来てるので見易い場所だけは心得てるので、
混む場所、日なたを避けて、程よい場所を確保、
ま、やっぱりこの暑さ、逆側には人はいなかったわなwww、
そんな混雑に巻き込まれることなく場所を確保。
するとあとから品のよさげなご婦人が、椅子を持参で、
オレの後ろに場を確保してたんだけど、
坐ってるとオレがジャマで見られなそうだったし、
前にいても写真撮るには苦にならなかったので場所を変わった、
そんなご縁で、けっこう色々と話しも弾んだ、
聞くとやはり地元の方で、こちらの役員さんと高校の同窓生、
応援に毎年足を運んでるのだとか、
せっかくなので一枚、

先導の、大役だわな。
結構時間が経った後、まず先頭の山が、
くじ取らずの橋弁慶山、

そうこうしてる裡に、なにやら後ろの方で子供の気配が、
振り返ると小学校低学年ぐらいかな、男の子と、
多分幼稚園かな、の女の子とおかあさんが、
やっぱりオレがいてよく見られなさそうだったので、
お子さんふたりだけ前に行ってもらった、
で、「おかあさんはダメよ」って軽口も叩きつつ(これはオレらしい、照れ隠し)、
訊くと今回初めて見に来たそうなので、こうしてやってよかったかな、と、
夏休みのいい思い出にしてほしいもんね、
(昔っからオレは、ソトヅラだけはイイと言われていた(苦笑))、
役行者山の先導の法螺貝隊、

南観音山の扇隊、

ちびっ子たちも隣のご婦人やら逆側にいた外人君と、
仲良くお話ししながら見ていた、
鯉山のタペストリー、

これが有名な、海外から渡って、
数チームで分けたものの一部なんだね。
ただ、ここらで既に始まってから一時間越え、
写真では続いてる様に見えるけど、
この山鉾間は結構な時間の経過があり、
待ち時間って言うか、進まない時間が長かった、
(交差点で辻回しを大きな山鉾はやるので、そのための時間調整)、
しかもこの猛暑と来てる、
ご婦人もそろそろ体力的にきつくなったのか、そろそろおいとま、
ちびっ子もだんだん飽きてきちゃってグズり始める始末、
早くどこかでかき氷食べたい、なんて言い出しちゃったらもうダメね、
おかあさんも仕方なく、次の大きいの見たら帰ろう、って、
で、次の大きなの、北観音山、

楽しみにしてたおかあさんは気の毒だったけど、
ま、仕方ないよなぁ~、
大船鉾見るのを楽しみにしてたそうなんだけど、
ここから北に向かえばどこかですれ違う筈ですよ、って教えて、
後ろ髪惹かれる思いで去って行った、
こどもたちはでも、疲れ切った表情してたかな、
どこかでかき氷食べられたかな、そしておかあさんは、
大船鉾ちゃんと見られたかな、ちょっと気になる。
で、残されたのはオレと、その外人君、
多分東欧系かな、ガタイよくてちょっと強面だったんだけど、
今書いた様に子供には優しい感じだったし、
話して見れば結構優し気な好青年だったので、
オレもホッとしながら、片言でお話ししながら。
そしていよいよトリの大船鉾、

別名凱旋の鉾と言われている、

確かにかっこイイよな、シュッとしてて、
おかあさんもどこかで見られてればいいけどね。
そんなこんなで今回は、
巡行そのものよりも周りの方々との交流が楽しかったな、
この生活になって早や幾星霜、思えばこれだけ人と話したので本ト久し振り、
やっぱりオレにとっての楽しいってのは、人と接することかなって、
改めて思った次第、
特にちびっこたちとおかあさんは、ちょうど娘と孫みたいな年頃で、
ホントに家族みたいな感じを味わえた、
周りの人に恵まれた今回、
巡行よりも印象深かったな。
おまけ、今回のお昼、
三条川端通の「篠田屋」さん、

行列覚悟で行ったんだけど殆んど待たず、

お約束の「皿盛 大」をいただきました、
これも含めてラッキーな一日だったね、
色々関わっていただいた皆さん、ありがとうございました。