京博から六原さんへ~おまけつき~。 | まーくのBitter & Sweetな日々。

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寺社巡り、美術館・博物館巡り、B級グルメ好き、地域猫。
シーズン中はよさこい鑑賞。関西在住信州人。
甘くほろ苦い日々を、熱く語ります。

先日は朝一で、まずは京博へ、

この1日まで開催されていた、「特別展 法然と極楽浄土」展へ、

浄土宗の宗祖、法然上人と、それに纏わる数多の作品を展示、

上人の座像をはじめ、影響を受けた往生要集、

また宗派寺院の縁起絵巻、絵画など、興味深い品々が並べられ、

眺めてるだけでもありがたい気持ちにさせていただいた。

アート的観点からってより、宗教的観点で来てる人が多かった感、

出品もそういったのが多かった気も、

寺院の縁起とか各住職の書簡とか、

前者のオレとしては最初の方はちょっと正直きつかった感、

後半は美術・文化史的観点からも目を引く逸品も多かったので、

自分的に特に印象深かったのが知恩院経蔵内の八天像、

江戸期の作だけに彩色もまだ残っていて、躍動感あふれる姿に感銘、

こちら数年前の新年お参りツアーでお邪魔して感動したものなので、

再会に感激しきりのオレでした。


(写真は拝借したものです)、

この様に展示物は殆ど撮影禁止だったんだけど、唯一可能なものが、

香川県は法然寺所蔵の仏涅槃群像、

表情も豊かで、なかなか見応えのある逸品だった。

 

そんなこんなで見回った後、ショップへ行ってみたけど、

先ほどの八天像のポストカードでもあるかなって思って、

でもそれは残念ながらだったので諦めて、記憶の中に留めるだけにしときました、

そんなこんなで約2時間、心安らぐひと時になりました。

バイザウェイ、

喫煙所からちょっと見えた紅葉、

松の枝の間から望む明治館。

 

さてさて、次の処へ行く途中、

たまたま発見、仁丹町名表示板、

こういった偶然が嬉しい、出逢えたご縁に感謝、

詳しいお方は大体どこかおわかりですね。

 

で、午後は六波羅蜜寺さんへ、

今年は11年に一度のご本尊、十一面観音様の御開帳、

とてもふくよかで温かみのあるお姿に、心癒されました。

前回からもう11年、その時は思わなかったけど、

次の11年、あるかなぁ~、って、この歳だと、

いやいや、次も見られる様に養生しなくっちゃね、

でもま、その頃はこっちにはいないと思うけど……。

 

おまけ、京博から六原さんに向かう途中見つけたお店、

五条通から上がって少し、大黒湯の近くにあるお店「けあげ」さん、

もちろんオレみたくなおっちゃん向けの落ち着くお店、

メニューもこんな感じで嬉しい、

今回は日替わりのラーメン&ライスを、

ラーメンというより中華そば、だね、

京都系のあっさりスープでスルスルいける、

今はやりの「食べてみろ」的な偉そうなお店は御免だけど、

こういったお店は大歓迎、

ごはんもお大盛りで、サービスのお漬物を添えて。

 

それもこれも含めて、おなかも心もいっぱいになった一日でした。