安楽寺さんの優しい紅葉。 | まーくのBitter & Sweetな日々。

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寺社巡り、美術館・博物館巡り、B級グルメ好き、地域猫。
シーズン中はよさこい鑑賞。関西在住信州人。
甘くほろ苦い日々を、熱く語ります。

そして真如堂の裏坂を下って、鹿ケ谷の安楽寺さんへ、

JRのポスターになった場所で、そこにはカメラマンさんがいっぱい、

あなた達、中にもお入りよ、中はもっと素晴らしいよ(笑)。

あっ、オレもまだ門前だった(笑)、

門を入って振り返ると、

では、中に入りましょう。

本堂横の紅葉も今が盛り、

溢れんほどとは行かないまでも、しっかりと自己主張。

ハート形の手水鉢、

以前も書いたと思うけどこちら、

後鳥羽上皇の寵愛を受けた松虫j姫・鈴虫姫のふたりがこちらに出家、

それを知った上皇の怒りを受け、住蓮・安楽の上人を重刑に、

そんな悲しいお話しの舞台となったお寺さんです。

ゆえに境内はとてもひんやりとした空気が流れ、

自分的にはとても穏やかに時を過ごせるお寺さんなのです。

 

前置きが長くなったけど、

書院から眺める庭園、

この縁側でいつものんびりさせてもらってます、

その松虫・鈴虫姫の剃髪場面がお軸に、

中庭にも花手水が、

先ほどの雨がしっとりと、より風情を醸してくれている、

ふたりの慰霊塚へ向かう石畳もこんな感じで、

もう一枚、

ここにいるととても気持ちが優しくなれる感じ、

お寺の由来のせいもあるし、空気もお寺の皆さんも、

時間がゆっくりと、優しく流れていく感じでした。