親の気持ちがわかる様に~思い出のメロディー~。 | まーくのBitter & Sweetな日々。

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寺社巡り、美術館・博物館巡り、B級グルメ好き、地域猫。
シーズン中はよさこい鑑賞。関西在住信州人。
甘くほろ苦い日々を、熱く語ります。

先週末はどこにも出かけなかったので、TVのネタを。

土曜日の夜やってた『第50回思い出のメロディー』、

うん、よかったわぁ~。

 

でね、これ見ててつくずく思うこと、

昔はこんなの嫌いだったなぁ~、って、

その頃は一家に一台しかTVがなくて、

大体占領してたよね、親が、チャンネル権、

で、いつもこの番組見て喜んでる親見て、

「あ~、イヤだなぁ、こんな古くさい番組見て」、

なんて、ちょっと小バカにしてたもんだ、

ところがところが幾星霜、いつの頃からかなぁ~、

やっぱりフォークの人とかが出る様になってからかな、

妙になじんできちゃってね、

ってUか、他に見る番組ないし、歌番組見ててもつまらない、わからない、

で、どうしてもこういったの見て、懐かしいなぁ~、なんて思っちゃって、

悦に浸っちゃうんだよなぁ~、

正直、それは“歳”以外の何物でもないでしょう、

まさか自分がこういった番組見るとは思わなかったし、

あの頃の親の気持ちがわかる様になった、

それは、“現実”以外の何物でもないものね。

 

ちょっとネガティヴなこと書き始めちゃったけど、気を取り直して(笑)、

のっけから本ト、楽しませてもらったなぁ~、

西城秀樹の「激しい恋」、みんなで歌ってのOP、

野口五郎が「私鉄沿線」、

金井克子さんもチータもお元気だったし、

ロザンナもちょっと貫禄ついちゃったけど変わらず情熱的だったし、

で、オレ的最初のハイライトは荻野目ちゃんと長山洋子かな、

この頃80年代、当時は特に聴いてなかったんだけど、

仲間が好きでカラオケでよく歌ってたな、

荻野目ちゃん、ほとんど変わらずキレッキレだったし、

長山洋子は久々にポップ系歌ってくれたし、しかも洋服で、

でもちょっとこぶし回ってたけど、これは仕方ないかな、

これはけっこう貴重な映像だったかな、と。

美輪明宏さんは変わらず孤高だったし、

小林の幸ちゃんは久々の豪華衣装で楽しませてくれたし、

中村雅俊はドラマの中で歌ってくれた歌を披露してくれたし、

半青のヒロインファミリーもV参加してくれたし、

永野芽衣ちゃん始め、中の人は本トE感じなのになぁ~……。

WINKは一応今回見どころだったみたいだけど、

オレは世代がちょっと上なので、そんなでもなかったかな。

 

で、今回一番の見せ場、西城秀樹の追悼企画、

まぁね、オレも男なんで当時はあんま興味はなかったのよ、

でも中学の頃はクラスの女子が新御三家で誰派か、で盛り上がってたし、

やっぱり男でも好きなヤツもいたしね、

オレ的には一番は、映画『愛と誠』での大賀誠役かな、

本ト情熱的で、少しクールでカッコ良くて、誠役にはピッタリだったな、

ちなみにそこ頃オレの尊敬する人は「大賀誠」だったのよ~。

また、大人になってからはカラオケで、YMCAで盛り上がったもんね、

特別なファンじゃなくてもそれなりの思い入れはあるもんだ、

なので氷川君のローラも感情込もっててよかったと思うし、

秀樹と五郎のヴァーチャルデュエットも、落涙寸前だったなぁ~、

本ト鳥肌が立ったもんね、

秀樹も本ト空の上で喜んでるor一緒に歌ってる様な気がしたな。

 

こんな感じで2時間半、

ちょっとネガティヴに思っちゃうこともあるけど、

やっぱりこうして心の中にたくさんイイ唄が残ってるんだなって思うと同時に、

大げさに言えば自分の財産なんだなって、

ただ長く生きてきただけかもしれないけど、

それでもこうして心に残る歌があるってのはステキなんだなって、

夏の終盤に思わせていただきました。