そうこうしている間に先日、はしだのりひこ氏の訃報に触れた。
氏と言えば、『風』や『悲しくてやりきれない』、『花嫁』、『嫁ぐ日』等々、
70年代初頭のフォーク界を席巻していてことで有名、
オレらよりちょっと上の世代なんだけど、
なぜかちょっとした思い入れがあるんだな。
それは、今からやっぱりもう40年以上も前のこと、
氏がなんと、長野のラジオ番組にパーソナリティとして出演していたんだな、
それで結構公開収録なんかもしていて、オレもよく見に行っていた、
生意気盛りな中学生だったオレたちは、怖いもの知らずで、氏のことを、
「のりちゃん」、「のりちゃん」なんて馴れ馴れしく呼んでいたっけな、
それでも氏はイヤな顔もせず、とてもフレンドリーに接してくれていた、
はんなりとした京ことばも印象的だったし、
今思えばあれがオレの、京都に親しむきっかけだったのかもしれないな。
とても気さくだった「のりちゃん」、
最期まで穏やかな笑顔が印象に残ってる、
ありがとう、そして、あちらの世界でもステキな歌を歌ってください、
合唱。
では、その頃の唄を聴いてみたいと思います、
本トに穏やかな、まったりとした歌声なんだよなぁ~、
『若い旅人』。