
でも猫

こりゃ、行ってみるしかないでしょ。
ってんで、地図


仕方ない、諦めよく通過した。ま、次に行く途中だったのでね、幸い。
で、その後は、千本通を船岡山

こちらは先ほどの雨宝院より北にあるのだが、すでに満開。様々な条件があるんだね、桜って。
ソメイさんとしだれ桜が、競って咲き誇っている様だった。
こちらも広い割には見物客も少なく、のんびりと鑑賞して回れた。
ってUか、いつもの如くお願いしに行ったんだけど、そこで出て来られたのが、なななんと、
あまちゃん
じゃなくって、
尼さん。
でも結構若かったから、まだ修業中なのかな。
一生懸命、丁寧に書いて下さった。
なんか、ちょいエロオヤジ的には、それだけで嬉しくなっちゃったね、
人柄が文字にも出てる感じで、思わず「頑張ってね」って言いたくなっちゃった。
こんな所に来てまでも、相変わらず、煩悩だらけのオラではあった。
さて、いよいよ今回の締めは、西陣の西のはずれ、「大報恩寺」。
その時のパンフで、こちらのおかめ桜が見事だというので、再訪。
とはいえ、早咲きのそれではなく、“阿亀”さんに因んだものだろうな、品種的には枝垂れ、かな。
時間的なものもあろうけど、今日訪れた中で、一番賑わっていたかな。
その控え目な色と共に、とっても好感が持てた。
でもこちらの一番の目的は、以前来た時にひと目惚れした「六観音様」。
とっても柔らかいお姿で、暖かなまなざしで、
その前にいると、す~っと引き込まれる様な感じで、頭の中が真っ白になる。
あまり人もいなかったので、しばらくの間そこに佇ませていただいた。
煩悩だらけのオラでも、心がキレイになれる気がしたな。
機会を見て、度々お逢いしに来たい仏様たちだ。
さて、そんなこんなで、今回の桜巡りも、こちらで締め。
素通りも含めれば、都合12の社寺を拝ませて頂いた。
数だけ見れば多い気もするけど、
それぞれが小ぢんまりとした所だったので、各所での所要時間は少なかったからね、其々も近かったし。
でもところどころでゆっくりとさせていただいたけど。
思ったのは、何も王道の名所だけじゃない、特に本満寺や水火天満宮なんて、見事すぎる位だったし、
何気ない街角にも庶民に愛されてる、生活に根差した社寺があるのだなと。
それが市民の息遣いになり、プライドにもなっているんだなと痛感した。
逆に、難を言えば、観光目的ではないので、段取りがイマイチだった所もあったけど、
ま、それは御愛嬌ってことで。
このルート、苦心(?)して計画立てたのもあって、オラ的には大変満足、
穴場的な寺社が多かったのもあって、おかげさまでゆったり鑑賞できた。
こうった所ってもっと知ってもらいたい様な、あまり知られたくない様な、複雑な心境。
なにはともあれ、日がな春の一日、充分過ぎるほど、京都の桜を満喫させて頂きました。
ありがとうございました。
この項終わり。