京都市南区 菱妻神社 | 京都からいろいろと

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菱妻神社(ひしづまじんじゃ)    延喜式内社??

 京都市南区久世築山町367

 

 ご祭神  天津彦火瓊瓊杵尊(あまつひこのににぎのみこと)

 

 

 

 

『天津彦火瓊瓊杵尊(あまつひこのににぎのみこと)をご祭神とする当社は、九世紀中頃には存立

し延喜式神名帳に記載の簀原(すはら)大明神が前身とされている。しかし詳細は明らかでない。

 古文書によれば、十二世紀はじめ簣原の地に建立された火止津(ひしづめ)大明神が桂川の大洪

水で流失し 下流の久我の地に再建された。 

当社は流失の跡地に簀原大明神を奉じて鎮座したものと思われる。

 十三世紀頃 社名を乙訓坐火雷神社(おとくににいますほのいかづちじんじゃ)に、十六世紀頃

菱妻神社に変更したとされる。

 五穀豊穣 家内安全にご神徳が厚い。

 境内に相殿で磐裂(石神) 加茂 春日 蛭児 松尾 稲荷の各末社が、境外に祠はないが走田、

簀原、茨田の各末社がある

 御旅所に神輿のほか天狗面、木槍を所持する。

 例祭は現在五月第一日曜神幸祭 第二日曜還幸祭のほか、一月歳旦祭、二月年當、八月御千度

を行なう』

  (境内説明板より)