ラムネとサイダーの違い | 女装男子かなこのブログ

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汗ばむ陽気にピッタリなのが「ラムネ」と「サイダー」。


実はラムネとサイダーは、明確なルールによって使い分けられています。


しかもそのルールは、時代によって全く違うのです。


ラムネとサイダーの違いは「過去と現代で変化している」とのことです。 


ラムネは、黒船に乗ってやってきたペリーによって日本に伝えられた「レモネード」が由来だといわれています。


「Lemonade(レモネード)」がなまって「Ramune(ラムネ)」と変化し「ラムネ」と呼ばれ、明治時代に広まったとされています。


なので、当初のラムネはレモン🍋風味だったのです。


本来のレモネードは、材料がレモン果汁・砂糖・水で、炭酸が含まれないものです。


一方で、サイダーも明治時代に広まりました。


フランス語でリンゴ酒を意味する「シードル」が語源になったと考えられていて、フランス語だと「Cidre(シードル)」ですが、英語だと「Cider(サイダー)」になります。


そして、アルコールが入っていなくてもリンゴ🍎風味の炭酸飲料を「サイダー」と呼ぶようになったといいます。 


つまり、当時のラムネとサイダーの違いは「味」でした。


しかも、違いは味だけではありません。 


当時は、リンゴのフレーバーのほうが高価だったため、ラムネは庶民の飲み物、サイダーは高級品という違いもあったそうです。


しかし、それが「現代」になると、両者の違いは「味」ではなくなります。


元々はレモンとリンゴしかなかったフレーバーも、時代の流れとともに様々な風味の炭酸飲料が登場。


そうなると、レモンとリンゴだけの区別は意味がなくなって、境界線があいまいになっていったといいます。


その結果、様々な風味の炭酸飲料をラムネともサイダーとも呼ぶようになり、新たなルールで区別するようになりました。


その新たなルールは「ビー玉で栓をしているかどうか」です。


ビー玉で栓をしているのがラムネ、ビー玉で栓をしていないのものはサイダーと呼ぶようになったということです。


ラムネが日本に広まった当初から、ビー玉で栓をしていたため、その文化が残った形です。


大手の飲料メーカーからは「三ツ矢サイダー」(アサヒ飲料)「スプライト」(日本コカ・コーラ)「キリンレモン」(キリンビバレッジ)「セブンアップ」(サントリーフーズ、現在は業務用のみの販売)などの透明系炭酸飲料が製造、販売されています。


一方、ラムネは法律で大手メーカーが製造することができません。